上田竜也、KAT-TUN時代の秘話告白 亀梨和也との壮絶ゲンカと感動の和解

元KAT-TUNの上田竜也氏(41歳)が、6月24日に放送された日本テレビの番組「人生で1番長かった日」に出演し、自身のグループであるKAT-TUNの知られざるデビュー秘話を明かしました。特に、メンバーである亀梨和也氏(38歳)との間に起こった過去の深刻な衝突とその後の展開について語り、多くの視聴者の関心を集めています。

「人生で1番長かった日」に出演したKAT-TUN元メンバー上田竜也「人生で1番長かった日」に出演したKAT-TUN元メンバー上田竜也

KAT-TUN結成初期の葛藤

KAT-TUNは、2001年に当時人気の高かった堂本光一氏(KinKi Kids)のバックダンサーとして結成されました。その後、圧倒的なパフォーマンス力で人気を博し、2006年に待望のCDデビューを果たしています。しかし、上田氏によると、結成当時のメンバーの関係性は「めちゃくちゃバラバラ」であり、プライベートで特に仲が良かったメンバーが集められたわけではなかったため、グループ内に様々な葛藤が存在していたことを率直に語りました。

デビュー前のマイク騒動と亀梨との衝突

番組内で「グループ最大の事件」として紹介されたのは、デビュー前に上田氏と亀梨氏の間で勃発した大喧嘩です。バラード曲を全員で歌うステージパフォーマンス中、一本のマイクが不足するという予期せぬ事態が発生しました。この時、メンバーの中丸雄一氏(40歳)がマイクを持てずに舞台上で立ち尽くしてしまう状況に陥りました。しかし、中丸氏の隣に立っていたにも関わらず、上田氏はこの異変に全く気づきませんでした。

公演後、事態に気づいていた亀梨氏が上田氏に対し「何でフォローしなかったんだ」と厳しく問い詰めたといいます。この指摘に対し、上田氏は逆上し、亀梨氏を殴るという衝撃的な行動に出てしまい、二人の間で壮絶な大喧嘩へと発展しました。

振付師の提案による公開和解

しかし、この深刻な衝突は意外な形で収束を迎えます。所属事務所の振付師が提案した「公開仲直り」という企画が実行されたのです。後日開催されたライブステージ上で、上田氏は当時の心境を涙ながらに語りました。その時、後ろから登場した亀梨氏が上田氏のもとへ駆け寄り、熱いハグを交わしました。そして、二人はSMAPの名曲「BEST FRIEND」を共に歌い上げ、観客が見守る中で感動的な和解を果たしました。

番組スタジオでこの出来事を振り返った上田氏は、「やったなこれ」と照れくさそうに大笑いしていました。このエピソードは、KAT-TUNが結成初期の困難やメンバー間の衝突を乗り越え、絆を深めていった過程を物語る重要な一幕と言えるでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/86771910d16dc413e4a53fa9dcfb1c891396245d