気候変動問題の国連特使に英中央銀行総裁のカーニー氏を任命

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イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁(ロイター)

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】国連のグテレス事務総長は1日、英中央銀行イングランド銀行(BOE)のカーニー総裁(54)を気候変動問題の国連特使に任命すると発表した。地球温暖化の防止を目指す新たな国際枠組み「パリ協定」が2020年1月から始まるのを前に、国際金融市場への働きかけなど取り組みを強化する狙いがある。 

 カーニー氏は20年1月末にBOE総裁を退任する予定で、それと同時に国連特使に転じる。国連特使はブルームバーグ前ニューヨーク市長が務めていたが、来年の米大統領選の民主党候補指名争いに11月に出馬表明し、特使を離任していた。

 カナダ出身のカーニー氏は08年からカナダ銀行(中央銀行)総裁を務め、13年7月に外国人として初めてBOE総裁となった。温暖化対策では、化石燃料に依存する企業からの投資撤退(ダイベストメント)や、企業の情報開示などが課題となっており、金融市場の協力を後押しする役割が期待されている。

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