佐々木希、『1周回って知らない話SP』出演決定 夫・渡部建の騒動語る「いまだに許してはない」離婚しなかった理由もテレビ初告白

佐々木希が、7月2日放送の日本テレビ系『1周回って知らない話 2時間SP』に出演する。普段はトーク番組にあまり出ない彼女が、今回はMCの東野幸治だからこそ出演を決めたと笑顔で明かす。芸能生活19年、俳優・モデルとして第一線で活動を続ける傍ら、プライベートでは2児の母となった佐々木が、自身のキャリア、結婚、そして夫であるアンジャッシュ渡部建を巡る騒動について、テレビで初めて胸の内を語る。

佐々木希、『1周回って知らない話SP』出演時の様子佐々木希、『1周回って知らない話SP』出演時の様子

幼少期から華麗なるデビューへ

佐々木希は1988年に秋田県で生まれ、3人きょうだいの末っ子として育った。小学生時代は新体操に熱中し、中学に入ると1ヶ月に10人から告白されるほどの人気ぶりだったという。そんな彼女が芸能界に入るきっかけとなったのは、17歳の時。アルバイト先で撮られた写真が、週刊誌の美少女コンテストでグランプリを獲得したことだった。当時、佐々木を見出した人物は「ギャルなのにすごくシャイだった」と、当時の初々しいエピソードを披露する。

その後、佐々木のもとには10社以上の芸能事務所からスカウトが殺到し、争奪戦となった末、木村佳乃や中村倫也が所属するトップコートに決定。当時の事務所との間では「20歳まで恋愛禁止」「門限は22時」「20歳以降恋愛OKだが、どんな相手か必ず報告」という厳しい3つの約束が交わされた。今回の番組では、年頃の女性には厳しいこの約束を本当に守っていたのか、今だから話せる真実が本人によって明かされる。

苦悩を乗り越え、女優としての飛躍

順風満帆に見えたデビュー当初だが、意外な苦悩も経験した。雑誌やバラエティー番組など仕事は次々と舞い込んだものの、「何度も怒られました。ルールとか知らなくて。ロケバスで、良かれと思って後ろの方に座っていたら、先輩に呼び出されて」と、モデルの先輩からの厳しい指導があったことを告白。

さらに、芝居に初挑戦した映画作品で人生初の挫折感を味わった。「私なんかがいていい世界じゃない」と感じ、上京してたった2年で芸能界引退を真剣に考えたという。そんな佐々木の心を救った先輩俳優からの言葉や、人気絶頂期の裏で彼女が抱えていた葛藤の真実に迫る。この困難を乗り越えた後、佐々木は人気俳優として大躍進を遂げる。

渡部建との結婚、そして“アノ騒動”の真実

俳優として成功を収める中、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建との結婚を発表。お笑い芸人との電撃婚は当時世間に驚きを持って報じられ、本人も「なんで?は何回も言われました」と苦笑いを浮かべる。番組では、夫とのなれ初めや、事務所には事前に報告していたのか、プロポーズの言葉など、交際から結婚に至るまでのエピソードが全て語られる。

そして、長男が生まれ幸せな生活を送っていた最中に起きた、夫・渡部を巡る“アノ騒動”。あの時、家庭内では一体何が起こっていたのか、夫の異変、周囲からの反応、当時の状況について、佐々木自身がテレビで初めて詳細を告白する。「いまだに許してはないんですけど」と、率直な気持ちを語る彼女が、なぜあの時、離婚という選択をしなかったのか。その本当の理由が今回、明らかになる。

佐々木を一番近くで支え続けたのは、同じ事務所の先輩である木村佳乃だった。アノ騒動の渦中にあっても、木村は毎日のように佐々木に連絡を取り、サポートしていたという。木村佳乃は証言VTRで「本当に彼女は強かった」と語り、テレビでは見せない佐々木の真の姿を明かす。

支えとなった存在と、現在の「母として」

番組ではさらに、「育児と仕事の両立はちゃんとできているの?」という疑問にも答えるべく、佐々木の多忙な1日のスケジュールを大解剖する。現在6歳と2歳の子を育てながら、どのように仕事と家庭を両立しているのか、そのリアルな日常が紹介される。

また、いつも佐々木を見守り続けてきた母親からのSPメッセージも届けられる予定だ。娘である佐々木希への愛情と、これまでの道のりを見守ってきた母だからこそ知るエピソードが語られる。

結婚や出産、そして夫の騒動という人生の大きな波を乗り越え、母として、そして俳優・モデルとしてさらなる深みを増した佐々木希。今回の『1周回って知らない話SP』での告白は、多くの人々に驚きと感動を与えるに違いない。

参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/270efef76aad015e4786c9f24aa8809d38f550be