元TVディレクターのさっきー氏によるYouTubeチャンネル「元テレビDさっきー テレビで言えないテレビの話」が2日、更新され、日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ『愛は地球を救う』」について、「やめられない理由」と題して私見を語った。
昨年の「24時間テレビ」は、ジャニー喜多川元社長による性加害問題の影響で、2003年のTOKIO以降、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)所属タレントが務めてきたパーソナリティーが廃止に。昨年末には元タレント中居正広さん(52)の性加害問題も発覚したが、今年は2年ぶりに旧ジャニーズであるSTARTOの「キンプリ」が番組の顔でもあるチャリティーパートナーを務めることに決まった。
23年には系列局の日本海テレビの幹部による寄付金の着服問題も発覚した「24時間テレビ」。さっきー氏は「寄付金を10年間着服してようが、性加害を繰り返した事務所であろうが寄付金を集めるためには知ったことではありません」と指摘し、「なぜなら、そこには愛があるからです。全ては寄付金のためで、そこには愛があるのです。ぜひ今年も皆さまの愛で日本テレビとジャニーズを救ってあげてください」と皮肉った。
今年の「24時間テレビ48」は8月30日、31日に放送される。
中日スポーツ