英キャサリン妃、がん治療後の「非常につらい」状況を語る


【映像】キャサリン妃、がんからの回復について語る

キャサリン妃は、患者らに対し「治療中はある種の気丈さや平静さを見せ、治療が終われば、前に進もう、元の状態に戻ろうという気持ちになる」と語った。

「でも実際にはその後の段階は本当につらい。必ずしも臨床チームの監督下にあるわけではないが、おそらく以前のように自宅で普通に生活することはできない」(キャサリン妃)

ケンジントン宮殿によると、キャサリン妃が同病院の庭園を訪れたのは「自然の驚くべき癒やしの力をたたえる」ためだった。

43歳のキャサリン妃は、この1年間、自身の健康を取り戻す道のりにおける自然の重要性を強調してきた。5月のメンタルヘルス啓もう週間を記念してX(旧ツイッター)に投稿した動画では、「この1年間、自然は私の聖域だった」と語っている。

キャサリン妃は昨年9月、化学療法を終え、「がんを克服するためにできることをしている」と明かした。

今年は公務への参加が増えているものの、治療後の復帰にあたり、キャサリン妃は適切なバランスを見つけようとしているとみられる。

先週にはウィリアム王子と共にウィンザー城にメリンダ・フレンチ・ゲイツ氏を招き、対面での公務を再開。PA通信によると、キャサリン妃らは慈善活動について話し合ったとされる。

訪問が行われた2日、コルチェスター病院には王立園芸協会からキャサリン妃の名を冠した特別育成のバラ「キャサリンズ・ローズ」50本が寄贈され、キャサリン妃が一部のバラを植えた。バラが販売された際には、キャサリン妃が共同パトロンを務めるがんの慈善団体に収益が寄付される。

バラの収益は、がん患者が病気と向き合い、治療を終えた後も安心して生活できるよう支援する専門プログラムの確立に役立てられる。



Source link