イスラエル軍は7日、イエメン西部にある3つの港を攻撃したと発表しました。これらの港はイエメンの反政府勢力フーシ派が支配していて、攻撃の対象には日本郵船が運航し、その後、乗っ取られた貨物船も含まれていました。
イスラエル軍は7日、イスラム組織ハマスへの連帯をかかげるフーシ派への報復として、イエメン西部にある3つの港を攻撃したと発表しました。攻撃対象には、日本郵船が運航していた貨物船「ギャラクシー・リーダー」も含まれています。
フーシ派は2023年11月、この船を“イスラエルの実業家が保有するイスラエルの船だ”として乗っ取っていました。当時、日本人は乗っておらず、フーシ派は今年1月、国籍の異なる乗組員25人全員を解放しました。
イスラエル軍はフーシ派がこの船にレーダーを設置し、国際水域を航行する船を追跡するなどしてテロ活動を行っていたと主張しています。