トランプ氏「ロシアは核軍縮合意に前向き」 対北では軍事的選択肢にも久々に言及

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米国のトランプ大統領=3日、ロンドン(AP)

米国のトランプ大統領=3日、ロンドン(AP)

 【ロンドン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は3日、ロンドンで記者団に対し、「ロシアが軍備管理と核(軍縮)に関し合意を結びたがっている。米国も同様だ」と述べ、ロシアと核軍縮交渉を実施したい意向を明らかにした。ロシア政府から「2週間前」に意向を伝えられたとしている。

 トランプ氏はまた、「当然、中国も(交渉に)迎え入れたい。そうなれば素晴らしいことだ」と表明。ロシアとの交渉を先行させるか、当初から米中露による交渉を進めるかは検討中であるとの立場を示した。

 米露の軍備管理体制をめぐっては、中距離核戦力(INF)全廃条約が8月に失効し、新戦略兵器削減条約(新START)も2021年に期限切れとなる。トランプ政権は新STARTの期限切れを踏まえ、新条約の締結を目指す意向を示している。

 トランプ氏はまた、北朝鮮との非核化協議について、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係は「非常に良好だ」と改めて強調し、北朝鮮が核放棄を履行することに期待を表明しつつ、「米国の軍事力を行使する必要がある場合は使っていく」と警告した。

 昨年6月の米朝首脳による初会談以降、トランプ氏が軍事的選択肢に言及するのは異例で、非核化協議の停滞に対する同氏の不満を反映している可能性がある。

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