【キーウ共同】フィンランド放送協会(YLE)は12日、フィンランド当局がロシアの民間軍事会社「ワグネル」の元戦闘員を拘束したと報じた。ウクライナ東部で戦闘に加わったとみられるロシア国籍の男で、フィンランドへの亡命を希望しているという。
報道によると、元戦闘員はロシアからフェンスのない森林地帯を通ってフィンランドに越境し、6月17日に国境警備隊に取り押さえられた。ロシア軍指導部を批判する動画をソーシャルメディアに投稿しているという。
元戦闘員はウクライナ東部ドネツク州のセリドベやバフムトでの戦闘に加わったとみられ、フィンランド当局は戦争犯罪との関連を調べる。