なぜ「SAPIX生まれ東大育ち」のエリート集団チームみらいが嫌われ、大衆のための政党である参政党が熱狂的に支持されるのか


参政党は結局どんな集団なのか

 誤解しないでほしいが、これは参政党や支持者を批判している訳ではない。民主主義では賢い人も愚かな人も、富める者も貧しい者も、一票の価値は同じだ。ボリュームゾーンに向けてメッセージを発信し続けることでこれまで政治に関心を持たなかった人々が持っている票を掘り起こしたという時点で、民主主義を体現しているとも言える。これはラストベルトの見捨てられた人たちからの支持を得て返り咲いたトランプ米大統領にも重なる部分がある。

「俺はSAPIX生まれ、東大育ち、賢い奴はだいたい友達」チームみらい

 大衆を扇動する能力に特化した参政党と、日本人の持つ知性や良心を信じて私心を捨てて立ち上がったチームみらい。一体、どこで差がついてしまったのだろうか。

批判が多い参政党の政策

汐留太郎



Source link