入札の割高な備蓄米、買い戻しも 小泉農相「随契で安値放出」


【写真で見る】ドンキ店内に姿を現した小泉農相

 政府は3~4月に一般競争入札で計約31万トンの備蓄米を放出。平均落札価格は随意契約による売り渡し価格に比べ約2倍となっており、随意契約で売り渡した備蓄米より割高な価格で売買されている。

 小泉氏は一般競争入札で9割以上を落札した全国農業協同組合連合会(JA全農)や、卸売業者に「扱いに困っているところがあれば、遠慮なく申し出ていただきたい」と要請した。

 また、小泉氏は入札備蓄米の販売先に困った卸売業者が中食・外食業者に販売を持ちかける動きもあると指摘し、備蓄米の放出はまず小売店の不足感解消にあると強調した。【中津川甫、渡辺暢】



Source link