トランプ「在韓米軍はいつでも撤収可能。韓国は防衛費を公平に負担しろ」 完全に終わったな…

トランプ「在韓米軍はいつでも撤収可能。韓国は防衛費を公平に負担しろ」 完全に終わったな…

トランプが防衛費と在韓米軍の件を明確に結び付け始めたようだ。韓国が防衛費を公平に負担しないなら、いつでも在韓米軍の撤収を選択できるという言い方でだ。米韓の防衛費交渉が始まる直前の発言というのも注目に値する。議会ではNDAA2020成立に向けて焦るような動きもみられるが、トランプは特に意に介さない雰囲気だ。

韓経:トランプ大統領「在韓米軍、駐留・撤収どちらにも行くことができる」
12/4(水) 8:07配信 中央日報日本語版

トランプ米大統領は3日、「在韓米軍駐留でも撤収でもどちらにも行くことができる」と明らかにした。韓国に防衛費分担金引き上げを最大限圧迫するため「在韓米軍カード」まで切り出したものと分析される。

トランプ大統領はこの日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と開いた記者会見の途中で、「韓半島(朝鮮半島)に米軍が駐留することが米国の利益に合致するか」という質問に、「それは論争の種になるかもしれない。私はどちら側にも行くことができる」と話した。また「私は(駐留でも撤収でも)両方とも主張できる。そのようにするなら彼ら(韓国)は防衛費分担をさらに公正にしなければならない」と付け加えた。

トランプ大統領が在韓米軍撤収の有無と防衛費分担金引き上げを結びつけて言及したのは今回が初めてだ。昨年6月12日のシンガポールでの米朝首脳会談直後の記者会見で言及したことはあるが、このように露骨に在韓米軍撤収の可能性を取り上げたことはなかった。

トランプ大統領の発言はこの日ワシントンDCで行われる韓米防衛費分担金特別協定(SMA)交渉を目前にして出てきたという点で注目される。チョン・ウンボ韓米防衛費分担交渉大使は前日、「(SMAの枠組みに)変化がないようにすることがわれわれの立場」と明らかにした。現行のSMAで韓国が負担することになっている項目である▽在韓米軍韓国人雇用員の賃金▽軍事建設費▽軍需支援費の枠組みの中で交渉がなされなければならないという原則を強調したと解釈される。これに対しスティルウェル米国務次官補はこの日ブルッキングス研究所が主催したセミナーで「最近数十年間で韓日両国の能力は幾何級数的に成長した」として防衛費増額の必要性を再度圧迫した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000003-cnippou-kr

米議会が国防権限法2020は来週合意と言い始める
黒井さん!国防権限法の話は、結局どうしますか?

まずそのネットユーザーの書き込みについてざっと説明してくれ。

ソウルがもう陥落しているのでは、という主張をしてる人によれば、アメリカ軍はもう引いてるし、日本大使館も釜山に移動してしまったから、2020年中に在韓米軍の撤退もあるんじゃないか、という事です!

それで、アメリカの2020年の国防権限法がまだ決まらないから、その予算を全額韓国に求めるんじゃないか、という話をしてます!ボク達と話している事が、同じですよね?

うむ。具体的にその話を公の場で書き込んだネットユーザーはおそらく初めてだと思う。日本の専門家も含めてほとんど誰も注目してないからな。ここ最近になって急に韓国マスコミが日本語記事で取り上げ始めた程度だ。

国防権限法は、まだ決まらないんですよね?

それが最新の英語記事によると来週にも合意するんじゃないかという話になってるんだよ。多くの問題があるにも関わらずそういう見通しが出てるらしい。昨日の話だ。

Armed Services Leaders Express Renewed Confidence for NDAA Deal to Be Reached By Next Week
12/04/2019

The chairmen of the House and Senate Armed Services Committees were emphatic that a deal on the conference fiscal year 2020 National Defense Authorization Act (NDAA) could be reached by early next week in talks with reporters Dec. 4, despite a number of issues…

https://www.defensedaily.com/armed-services-leaders-express-renewed-confidence-ndaa-deal-reached-next-week/budget/

ホントだ!来週前半にも合意するって、書かれてます!続きは会員にならないと読めないんですね・・・。

初めて見かけたサイトだがFree Trialも可能だそうだ。まあ来週になればどうなるかは確定すると思うが、俺はここ最近の雰囲気も加味すれば合意はありうるんじゃないかと考えている。

どうしてですか?急に、変わったんですか?

北朝鮮がここ最近挑発的な態度を見せてるだろ?おそらくGSOMIA破棄に失敗したことで軍事オプションが視野に入り始めたんだ。だから米国としても議会の対立で国益を失ってる場合じゃないと雰囲気を一変させている可能性があると思ったわけ。

北朝鮮が強硬なのに、アメリカで政府が閉鎖したら、本末転倒ですよね・・・。ボクも、そうなるような気がしてきました!

米韓の防衛費交渉の最新情報が見つからない
だがそこで引っかかるのが防衛費5倍の件なんだよ。我々が以前から推測していたとおりおそらくトランプは在韓米軍のすべての費用を韓国に負担させようとしている。ところが国防権限法が成立するなら韓国の費用負担はあってもなくてもいいことになる。今防衛費交渉の最新記事を探しているんだがなかなか見つからないんだよね。

アメリカ時間で3日から4日ですよね?まだ、話し合っている最中なのでは?

そうだといいんだがね。何らかの予想外の結果になりつつあるのかもしれないと危惧しているところだ。

トランプ大統領、「ロケットマン」呼びを再開させてますね・・・。久しぶりに聞いた気がします。

トランプ「金正恩を信頼している…ロケット発射が好きだからロケットマンと呼ぶ」
12/4(水) 8:45配信 ハンギョレ新聞

ロンドンの「NATO首脳会議」に出席中、記者団の質問に トランプ「金委員長が非核化の約束を守ることを望んでいる…そのうち分かるだろう」 「韓国がより多くの防衛分担金を支払うのが公正」 米中貿易交渉「来年11月の米大統領選以降に さらに待ったほうがいいかも」

北朝鮮が非核化の期限は年末だと通告している状況で、ドナルド・トランプ米大統領が3日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を依然として信頼しているとし、もう少し見守ろうと述べた。

トランプ大統領は同日、英国ロンドンで開かれた北大西洋条約機構(NATO)70周年記念加盟国首脳会合で、記者団の質問に対し、自分は依然として金委員長に信頼を持っているとしながらも、金委員長は「ロケットの発射が好きだ、そうじゃないか?」と述べた。

トランプ大統領は「それが彼をロケットマンと呼ぶ理由だ」と述べ、最近北朝鮮が相次いでミサイル発射実験を行っていることについて言及した。トランプ大統領は金委員長が非核化を実行することを望んでいるとし、「そのうち分かるだろう」と述べた。

また、トランプ大統領は同日、北朝鮮に対し「もし我々が米国の武力を使わざるを得ないなら、使うこともあり得る」と述べたと、ロイター通信が報じた。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00035137-hankyoreh-kr

韓国がより多く支払うのが公正と言いつつ、今回その全額を本気で最後まで要求するかは断言できないね。エスパー国防長官主導の中距離弾道ミサイル設置の話もある。

ミサイルの発射基地にするなら、在韓米軍はむしろ危険だから、撤収させるんだと思ってました!違うんですか?

そういう考え方もあるね。米議会と国防総省の方針がやや一致してない気がする。米議会としてはそこに米軍がいることに重きを置いているが、国防総省としては抑止力さえあればいいと思ってる節があるというか。

米議会は米韓相互防衛条約を順守すべきという法的なアプローチなのに対して、国防総省は北朝鮮や中国を攻撃できればそれでいいという安全保障的なアプローチに傾いているというか。

どっちなのか、分からないですね・・・。アメリカの事が、最近ホントに分からないです!分かりやすいのは、トランプ大統領だけです・・・。

トランプの方針が支配的だと考えれば国防総省の案なんだよな。議会がNDAAを来週早々にも成立とか言ってるのは単に焦ってるだけで、実際には成立とは程遠い状態にあるのかもしれないしね。ぶっちゃけトランプは議会を邪魔だと思ってるはず。

結論:米議会も韓国も年内に何とかしようと焦っている
ネットユーザーは、ムン大統領の類稀なる指導力と、圧倒的な存在感を示す時が来たと言ってます!アメリカ軍の費用を負担できれば生き延びられる、龍山のアメリカンタウンも寂れてしまった、韓国にはF35を売らなくていい、安全保障をカードにしたのは韓国が先、という雰囲気です。

最初から意味不明コメントかよww もはや狙ってやってるとしか思えないね。

えっ?ムン大統領の指導力で、脱米構想を実現させるんです!何が問題なんですか?

まあ韓国に残された道は数少ないとは思うがね。NDAA2020が成立しない公算が高いが、それこそがトランプの望みだと思えば韓国に今後何が起こるかは子供でも分かりそうなものだ。最終的に北朝鮮+ロシアの力によって吸収統一されることだけは確定しているからな。

それを書いてる人もいました!ロシアは韓国の土地だけを欲しがっていて、日本は難民に注意しなくてはいけない、という内容でした・・・。ロシアが目の前に迫ってくると考えると、ちょっと怖いですよね。

ロシアという超大国が北朝鮮を先頭にして朝鮮半島を覆い尽くすわけだ。そうなると韓国民や韓国軍に1919派といった面々が朝鮮半島から押し出されることになる。当然国家消滅を座視するはずもなく、その日が来る前に日本のどこかに臨時政府を設置できないかと交渉しに来るのは言うまでもない。あくまでも平和的な交渉を装った侵略活動を進めるはずだ。

ホントですか?久しぶりに、突拍子もない話が聞けますか?

ぶっちゃけ今月末の首脳会談は要注意だね。北朝鮮情勢が加速度的に悪化している今だからこそ日韓が再び間違った合意を結びかねないという懸念はあるよ。来年早々に有事になってもおかしくないくらい状況が逼迫している。年内のうちに何とかしようと韓国も米国議会も焦るのは当然と言えるね。これが今回の結論だな。

何だか、ホントに年明けからは大変な1年になりそうですよね・・・。もう覚悟はできてます!

俺は正直まだだ。いざその状況に直面するとなるとさすがに恐怖心がないこともない。だが現実に何が起ころうとしているのかを正確に把握することだけが決定的に重要なんだ。それでこそ躊躇なく次の手を講じることが可能になる。