カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールは17日、セブン&アイ・ホールディングスへの買収提案について、「セブン&アイによる建設的な協議の欠如を理由に撤回した」と発表した。
クシュタールはセブン&アイの取締役会宛ての書簡で「誠実で建設的な協議には応じてもらえなかった」とした上で、「意図的に混乱及び遅延をもたらすような動きをされており、セブン&アイおよび株主に大きな不利益を与えているとみている。このような動きについて、当社としては、貴社のガバナンス体制に対して強い懸念を抱いている。そして、このように全く真摯な協議がなされない状況が続いていることを理由に、当社は、本提案を撤回する」と説明している。
フジテレビ,経済部