新田真剣佑、日曜劇場「19番目のカルテ」で4年ぶり連ドラ復帰!松本潤との共演と海外活動の背景

俳優・新田真剣佑(28)が、松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)で4年ぶりに連続ドラマに復帰し、大きな注目を集めています。7年ぶりに日曜劇場に出演する松本潤との共演はすでに話題となっており、先日放送された番宣番組「バナナマンのせっかくグルメ!!」では、松本を「スーパースターお兄ちゃん」と慕う新田の姿が披露され、息の合った様子が視聴者の期待を高めました。SNSでは「これから毎週2人が見られるなんて幸せすぎだろ」「MJとまっけん ドラマ見るぞ」といった声が溢れ、ドラマへの関心の高さが伺えます。

新田真剣佑、「19番目のカルテ」出演で期待高まる姿新田真剣佑、「19番目のカルテ」出演で期待高まる姿

新田真剣佑、ロサンゼルス育ちから日本でのデビューへ

新田真剣佑は1996年、世界的アクション俳優である千葉真一氏と一般女性の間に生まれ、米ロサンゼルスで育ちました。高校生の頃に母親と弟の眞栄田郷敦が日本へ帰国した後も、彼は生まれ育ったロサンゼルスに残り、学業に専念。子役としての出演歴は数本あるものの、俳優として本格的に活動を開始したのは、2014年の高校卒業後、日本を拠点としてからです。デビュー後は日本のドラマや映画に多数出演し、着実にキャリアを築いていきました。

転機となった「ちはやふる」と俳優としての躍進

新田真剣佑にとって俳優としての大きな転機となったのは、2016年の映画『ちはやふる』でした。この作品での演技が高く評価され、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。この役柄にちなんで、後に芸名を真剣佑から新田真剣佑へと改名するなど、彼にとって思い入れの深い作品となりました。その後も、日曜劇場「仰げば尊し」(2016年)や映画「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)といった話題作への出演が続き、日本のエンターテイメント界で確固たる地位を確立しました。

映画「ちはやふる」出演時の新田真剣佑の若かりし頃の様子映画「ちはやふる」出演時の新田真剣佑の若かりし頃の様子

なぜ海外へ?日本での活動とハリウッド進出の真意

新田真剣佑がキャリアのスタート地点として日本を選んだ理由について、かつてのインタビューでは、「ハリウッドはベテランの俳優が主演の作品が多いが、日本は若い世代が主人公の作品がたくさんある」と語っていました。若手俳優にも活躍のチャンスが多い日本を選んだことで、デビュー直後から彼は快進撃を続けました。しかし、出演作の多くが若者向けの漫画原作の実写映画であったため、彼が目標としていた本格的な演技や、持ち味であるアクションスキルを十分に生かせないという葛藤があったとされています。元々海外で育った環境も相まって、活動拠点を海外へ移すことは自然な流れだったと言えるでしょう。

結論

新田真剣佑の今回の連続ドラマ復帰は、日本のファンにとって待望のニュースであり、彼の国際的な活動を経て培われた経験が、今後の演技にどう反映されるのか期待が高まります。松本潤との共演を通じて、日曜劇場で新たな魅力を発揮し、再び日本のドラマ界に旋風を巻き起こすことが予想されます。

参考文献