[キーウ 16日 ロイター] – ウクライナ空軍は16日、ロシアが夜間にドローン(無人機)400機と弾道ミサイル1発でウクライナ各地を攻撃したと発表した。
地元当局によると、エネルギー施設が攻撃を受け、少なくとも15人が負傷した。ハルキウ市、クリブイリフ市、ビンニツァ市などが攻撃を受けた。
ゼレンスキー大統領は、エネルギー施設を標的にした大規模な攻撃だったと表明。「クリブイリフ市で全力で復旧作業を進めており、電力供給は今日中に復旧するだろう」と述べた。
空軍によると、大半の無人機は撃墜したが、12カ所の標的が無人機57機と弾道ミサイル1発の攻撃を受けた。
ゼレンスキー氏は「ロシアは戦略を変えていない。このテロに効果的に対抗するには、防衛システムを体系的に強化する必要がある。より多くの防空システム、より多くの迎撃(ドローン)、また、ロシアに反撃を感じさせる、より強い決意が必要だ」と述べた。