邦人男性、控訴しない方針　中国、スパイ認定で実刑

スパイ罪で起訴された日本人男性の判決公判が開かれた北京市の第2中級人民法院前を警戒する警察官＝16日

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　【北京共同】中国でスパイ行為を行ったと認定され、一審で懲役3年6月の実刑判決を言い渡されたアステラス製薬の日本人男性社員が控訴しない方針であることが19日、日中関係筋への取材で分かった。上訴期限は今月下旬。

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　男性は60代でアステラスの現地法人幹部を務めたベテラン駐在員。北京で2023年3月に拘束された。今月16日に北京の第2中級人民法院（地裁）が「スパイ活動を行った」と認定し、懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。男性の具体的な起訴内容は明らかになっていない。