メーガン妃の新ブランド『As Ever』相次ぐ批判と疑惑の深層:ロゼワイン発売、ダイアナ元妃の誕生日に波紋

メーガン妃が立ち上げたライフスタイルブランド『As Ever』が、度重なる批判と疑惑の渦中にあります。自宅の庭で収穫したと主張する野菜に「スーパーで購入したのではないか」という疑惑が浮上したかと思えば、新たに発売されたロゼワインを巡っても、さらなる物議を醸しています。特に、その発売日がダイアナ元妃の誕生日と重なったことで、「売名行為」との声が上がり、英国内で波紋を広げています。また、同ブランドのハーブティーに関しても「ぼったくり」疑惑が持ち上がるなど、メーガン妃のビジネス戦略には依然として厳しい目が向けられています。

メーガン妃の新ブランド『As Ever』、ロゼワイン発売日巡る「売名行為」疑惑

メーガン妃は2025年6月、自身のSNSに新たな動画を投稿し、同年4月に立ち上げたライフスタイルブランド『As Ever』の商品が「ほぼ全て売り切れている。信じられない!」と、その好調な売れ行きにご満悦の様子を披露しました。販売サイトを確認すると、ジャムや紅茶など、多くの商品が「SOLD OUT」となっていました。

メーガン妃が自身のライフスタイルブランド「As Ever」の「SOLD OUT」と表示された商品販売画面を見て笑顔を見せる様子。メーガン妃が自身のライフスタイルブランド「As Ever」の「SOLD OUT」と表示された商品販売画面を見て笑顔を見せる様子。

そんな人気を博す『As Ever』から、ブランド初となるアルコール飲料、ロゼワインの発売が発表されました。しかし、このロゼワインの発売日が7月1日であったことが、新たな論争の火種となりました。

メーガン妃のブランド「As Ever」から新たに発売されるロゼワインのボトル。ワイングラスが添えられ、その発売日が物議を醸している。メーガン妃のブランド「As Ever」から新たに発売されるロゼワインのボトル。ワイングラスが添えられ、その発売日が物議を醸している。

7月1日は、ヘンリー王子の亡き母であるダイアナ元妃の誕生日です。イギリス国民にとって今もなお「大切な存在」として心の中に生き続けるダイアナ元妃の誕生日に合わせて商品を発売したことに対し、英国民からは怒りの声が上がっています。「またしてもタイミングを狙っての売名行為。もう、うんざりだ」「王室を離れたというのに、ダイアナ元妃との繋がりを強調することに何のためらいもないのか」といった批判が相次ぎ、メーガン妃の行動に対する不信感が募っています。

ダイアナ元妃の若かりし頃の肖像。メーガン妃がロゼワインの発売日をダイアナ元妃の誕生日に設定したことが「売名行為」と批判される背景を示す。ダイアナ元妃の若かりし頃の肖像。メーガン妃がロゼワインの発売日をダイアナ元妃の誕生日に設定したことが「売名行為」と批判される背景を示す。

この件について、デーブ・スペクター氏は「偶然の可能性もありますね」としつつ、「メーガン妃はダイアナ元妃を敬愛しているので、茶化す意図は全くないでしょう」とコメントしています。また、ロゼワイン市場の現状にも触れ、「現在ロゼワインが流行しており、多くのセレブリティが手掛けて成功しています。赤ワインや白ワインに比べて専門家の評価が厳しくなく、手軽に始められるため、セレブにとっては参入しやすいジャンルです」と、その背景を説明しました。

テレビのコメンテーターであるデーブ・スペクター氏の顔写真。メーガン妃の行動について解説し、ロゼワインの流行に言及する。テレビのコメンテーターであるデーブ・スペクター氏の顔写真。メーガン妃の行動について解説し、ロゼワインの流行に言及する。

『As Ever』のハーブティーに「不当な高値」疑惑:製造元の変更と消費者からの反発

メーガン妃の新ブランドを巡っては、過去にも様々な疑惑が報じられていますが、今度は「ぼったくり疑惑」が浮上しています。英『デイリー・メール』の報道によると、メーガン妃のブランドが販売するハーブティーの製造元が判明し、その原価と比較して約3倍もの高値で販売していることに批判が集まっているといいます。

ハーブティーの茶葉が袋に入った様子。メーガン妃のブランド「As Ever」で販売されるハーブティーが高値で取引され、「ぼったくり」疑惑が浮上している状況を表す。ハーブティーの茶葉が袋に入った様子。メーガン妃のブランド「As Ever」で販売されるハーブティーが高値で取引され、「ぼったくり」疑惑が浮上している状況を表す。

消費者からの問い合わせを受け、ブランド側が発送元を即座に変更したという報道もあり、この疑惑はさらに深まるばかりです。メーガン妃のライフスタイルブランドは、その立ち上げ当初から多くの注目を集めていますが、一方で、そのビジネス手法や価格設定に対する透明性の欠如が、度重なる批判を招く原因となっているようです。今後も『As Ever』の動向と、それに伴う波紋から目が離せません。