歌手でタレントの和田アキ子(75)が21日、テレビ朝日系の人気番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演し、自身の健康状態について詳細を明かしました。近年、立て続けに手術を経験している和田氏の率直な告白は、多くの視聴者の注目を集めています。
立て続けの手術:膝と股関節の病状と回復過程
司会の黒柳徹子(91)から「2年連続で膝と股関節と手術なすったんですって?」と問われた和田アキ子氏は、「2023年に膝を、そして2024年には股関節の手術をしました」と説明。それぞれ変形性膝関節症と変形性股関節症の治療であったことを明かしました。特に驚きを語ったのは、手術翌日にはもうリハビリが始まるという早期回復への取り組みです。番組ではリハビリ中の写真が公開され、和田氏が「これ、完全に男ですね。おっちゃん。ハハハハ…!」と自虐的に笑うと、黒柳徹子氏は「いや、やっぱり女の人ですよ。胸が出っ張ってるから」とユーモアを交えてフォローし、会場を和ませました。
和田アキ子氏が「徹子の部屋」に出演し自身の健康状態を明かす、2023年12月撮影のポートレート
新たな試練:両目の手術と加齢による影響
さらに和田アキ子氏は、「最近は本当に、この番組に出させていただくたびにどこか具合が悪いことが多い」と話し、つい先日、両目の手術を受けたことも告白しました。診断名は「網膜色素上皮裂孔」で、これは加齢性黄斑変性症の可能性も関連しているとのこと。これ以上病状が進行しないようにするための手術で、瞳孔を開くための注射の影響で、約8時間ほど何も見えなくなる状態が続いたと語りました。和田氏は医師に「なんですかね?」と尋ねるたびに「大体…『加齢ですか?』って言うと『それもあります』って。なんでも加齢っておっしゃいますね」と、自身の体調変化の多くが「加齢」に起因すると説明されることに、諦めとユーモアが混じった心境を明かしました。
和田アキ子氏は、膝、股関節、そして両目の手術と、近年立て続けに健康上の課題に直面していることを率直に語りました。しかし、その中にも自身の状態を客観視し、時にユーモアを交えながら語る姿勢は、多くの人々に勇気と共感を与えています。加齢による体の変化を受け入れつつ、前向きに治療と向き合う和田氏の姿は、同年代の人々にとって大きな励みとなるでしょう。
参考資料
- 和田アキ子、膝・股関節に続き「昨日、両目の手術して」と告白「網膜色素上皮裂孔」加齢による影響明かす – Yahoo!ニュース
- 手術成功の和田アキ子「きゃー」藤原竜也がお見舞い訪問 笑顔で2ショット – 日刊スポーツ