世田谷事件遺族が追悼集会「現場無くしていいか葛藤」

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世田谷事件の現場住宅取り壊しへの思いを語る入江杏さん=7日、東京都千代田区

世田谷事件の現場住宅取り壊しへの思いを語る入江杏さん=7日、東京都千代田区

 平成12年12月に東京都世田谷区で起きた一家4人殺害事件で、妹の宮沢泰子さん=当時(41)=を亡くした入江杏さん(62)が7日、上智大学(東京都千代田区)で追悼集会「ミシュカの森」を開いた。

 事件の現場となった住宅は、今年3月に警視庁から老朽化や証拠保全の完了を理由に取り壊しを打診されている。入江さんは「私の判断だけで現場を無くしていいのか、いまだに苦しんでいる」と葛藤する思いを語った。

 事件当時、妹一家と隣り合った住宅で暮らしていた入江さんは集会の冒頭、「壁1枚こそあったが、ひとつの家族のように8人で過ごしてきた」と回想。

 事件の解決を願って、現場住宅を約19年間保存してきたことに触れ、「あの家は私にとっては心に刺さった大きなとげで、抜けば楽になるかもしれない。現場をどうすべきか、皆さんにもともに考えてほしい」と訴えた。

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