日本維新の会・吉村洋文代表が2日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。参院選大敗を受けて退陣論が噴出する中、辞任しない石破茂首相に、「(責任とらないのは)おかしい」と語った。
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石破首相が責任をとらないことについて、吉村氏は「おかしいと思います、普通の感覚からすると、おかしいんです」ときっぱり。「もちろん、出処進退は本人が決めるのは大前提。だけど、衆院選挙で与党は過半数割れした。単に負けただけじゃなく過半数割れした。参院選でも過半数とる、って言って、過半数割れした。自民党の中で8割以上の議員が退陣を主張しているという状況であれば、政策推進力、なくなってますよ。政策推進力がなくなってるのにトップを維持するって、トップとして僕はおかしいと思う」と7月28日の両院議員懇談会で退陣論が相次いだことに触れて指摘した。
続けて「それだったら、自民党の中でもう1回選挙(総裁選)して、勝ったらいいんですよ。それだったら、参院議員選挙と衆院選では負けてるけど、少なくとも自民党の中で推進力はある、となる。でもそれもない、となると、結局、その場にしがみついてるだけに見えちゃう。政策推進力がないと、国民にとってマイナス。だって与党なんだから」と意見した。