上皇ご夫妻の健康状態:宮内庁が明かす最新のご体調とご静養への懸念

小室圭さんと眞子さんご夫妻に第1子が誕生した慶事の報が宮内庁より発表された5月末、国民の祝福が広がる一方で、御年91歳の上皇さまのご体調には依然として懸念が拭えません。先頃、持病である心臓の検査のため東京大学病院にご入院され、7月18日にご退院されましたが、今後は投薬治療と日々の運動量の調整が必要とされています。ご静養が予定されているものの、そのご体調は引き続き注目されています。

上皇ご夫妻、ご体調に国民の関心が集まる中での近況上皇ご夫妻、ご体調に国民の関心が集まる中での近況

上皇さまのご体調:心臓検査と記憶のご症状

上皇さまの心臓のご病状に加え、高齢者特有の症状も懸念されています。宮内庁関係者によると、旧知の人物の名前や顔についてのご記憶が不確かになる頻度が増しているとのことです。長年お仕えした侍従職のOBが御所を訪れた際、初めて会う相手であるかのようなお振る舞いをされることもあるといいます。このような状況下でも、側近たちは上皇さまのお気持ちに否定的な要素が生じないよう、細心の注意を払って対応しており、上皇后さまもまた、会話の流れを見極めながら臨機応変に接していらっしゃいます。

上皇后さまの長年にわたるご不調:満身創痍のお支え

上皇さまをそばでお支えになる上皇后さまもまた、長年にわたるご不調と向き合ってこられました。昨年10月には御所での転倒により右大腿骨を骨折し手術を受けられましたが、リハビリを経て驚異的な回復を見せ、一週間でご退院されました。これは「少しでも早く上皇さまの元に戻りたい」という強いご意思の表れとされています。

この20年間、上皇后さまは数多くの病と闘ってこられました。2011年には頸椎症性神経根症と診断され、声を出すことすら辛い時期も経験されています。2015年には冠動脈の狭窄が見つかり、上皇さまと同じく心筋虚血と診断されました。さらに2019年には早期の乳がんが発見され、腫瘍摘出手術後はホルモン療法が継続されています。およそ5年前からは、午後になると37度台の微熱が続く症状に見舞われており、足の痛みも頻度が増し、特に段差のある場所でのご通行は困難を伴うとのことです。来客時には補聴器が不可欠となり、2019年に白内障の手術を受けて以来、サングラスも手放せない状況です。

絶え間ないお支えと国民の願い

長きにわたり、国民の幸せを願い、公務に尽くされてこられた上皇ご夫妻は、高齢に伴う様々な健康上の課題に直面されています。それでもなお、お互いを深く思いやり、支え合うお姿は、多くの人々に感動を与え続けています。国民は、ご夫妻が穏やかに、そして健やかに日々を過ごされることを心から願っています。

参考文献
Source link