激しい大雨の後、台湾市内で育った大型毒キノコが話題


【写真】台湾高雄市内で育った大型毒キノコ

​4日、高雄豊山地区のある道路の中央分離帯では、丸い形の大型キノコが数十個も群れをなして育って、この光景を見物するために市民たちが集まったりもした。現地の警察は市民が集まって通行を妨害すると、現場でキノコをすべて除去した。

​これに先立ち、高雄をはじめとする台湾南部地域には約2週間にわたって大雨が降った。高雄毛林地域には先月28日から3日までの1週間、計2755.5ミリの豪雨が降ったが、これは台湾の年平均降雨量(2500ミリ)を越えたものだ。

​市当局は、「道に育ったキノコをむやみに食べてはならない」と注意を呼びかけた。高雄市の関係者は、「キノコの一部に毒性があるため、採取したり摂取してはならない」とし、「もし発見した場合、通報したり除去を要請したりしてほしい」と勧告した。

​このキノコは台湾でよく見られる毒性キノコだ。このキノコは毒性が強く、摂取時に嘔吐、下痢、血便、腹痛などの胃腸炎の症状を誘発する。ひどい場合は脱水症状で死亡することがある。ただ、早期に治療を受ければ、補助的治療で完治が可能であり、後遺症は残らない。



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