(ブルームバーグ):外食チェーン最大手の米マクドナルドは、節約志向の消費者がエッグマックマフィンやハッシュポテトを避ける傾向があるとし、客足を呼び戻すために朝食メニューの刷新を図る方針だ。
同社のクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は6日の決算発表後に開いたアナリストとの電話会議で、同業他社と同様に朝食は「一日のうちで断トツに売り上げの弱い時間帯だ」と述べた。
朝は「最も景気に敏感な食事の時間帯」であり、「家計に負担を感じる消費者は朝食を抜くか、家で食べる傾向があるからだ」と説明した。
マクドナルドは今年、米国で朝食に重点を置いた広告展開を再開したと、ケンプチンスキー氏は述べた。「朝食のバリューをどのように高めるか」検討しているとしたが、詳細には触れなかった。
原題:McDonald’s Says Economic Stress Is Sapping Breakfast-Meal Sales(抜粋)
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TBSテレビ