今春、筑波大学にご入学された秋篠宮家の悠仁さまは、大学生活を精力的に送られています。勉学に励む傍ら、学内の様々な活動にも積極的に参加され、ご友人との交流を深められています。しかし、充実したキャンパスライフの裏側では、通学や生活リズムに関する新たな課題に直面されているようです。
勉学とサークル活動の両立:深まる交流
悠仁さまは、ご入学以来、学業に熱心に取り組んでいらっしゃるだけでなく、大学のイベントにも意欲的に参加されています。特に、バドミントンサークルに加入され、週に2回の頻度で練習に励んでいらっしゃるとのことです。宮内庁関係者によると、サークル活動を通じて気の合うご友人もでき、以前にも増して笑顔を見せる機会が増えたと伝えられています。キャンパスでの滞在時間が増え、学生生活を謳歌されている様子が伺えます。
通学事情と遅刻の問題:試行錯誤の日々
悠仁さまがお住まいの赤坂御用地から筑波大学のある茨城県つくば市までは、およそ70キロメートル以上離れています。これまでは片道1時間半程度かけて車で通学されていましたが、大学生活に慣れた頃には、大学周辺で一人暮らしを始められるご予定があるといいます。
しかし、『週刊文春』7月31日発売号では、悠仁さまが電車通学も併用されていることが報じられました。これは、車の通学中に何度か朝の渋滞に巻き込まれ、講義の開始時刻に間に合わないことがあったためとされています。実際、悠仁さまの遅刻の頻度は、大学内でも指摘されているという情報もあります。筑波大学の1限目は午前8時40分に始まるため、悠仁さまは午前7時前には赤坂御用地を出発する必要があり、交通事情によってはやむを得ず遅刻してしまうハプニングも発生していたようです。
深夜までの活動と生活リズムの課題
悠仁さまのご多忙な生活も、遅刻の一因となっていると報じられています。加入されているバドミントンサークルは、練習が夜21時まで及ぶ日もあるとのこと。練習後にはサークル仲間と食事を共にしたり、寮生活を送るご友人の部屋を訪ねたりすることもあるといいます。そのため、夜遅くまで大学周辺に滞在される日には、宮邸へのご帰宅が深夜1時、2時になることもあるようです。就寝時間が遅くなることで、朝の起床が困難になることもあったのかもしれません。
目撃された深夜のご様子:ご友人と「松屋」で
本誌も6月下旬、悠仁さまが夜遅くまでキャンパス周辺で過ごされるお姿を目撃しました。サークルの練習帰りだったのでしょうか、ご友人と共に有名牛丼チェーン店「松屋」で遅い夕食をとられていたようです。店から出てこられた悠仁さまは、ラフなTシャツ姿で、バドミントンのラケットケースを肩にかけられていました。
時間は夜22時頃でしたが、悠仁さまは自転車のサドルに腰かけたまま、店の前で10分ほどご友人たちと談笑されていました。大きく口を開けて笑われたり、時には“ツッコミ”を入れるような仕草を見せたりと、リラックスした様子でひとときを過ごされているのが印象的でした。
6月下旬、バドミントンラケットを持ち松屋から出られる悠仁さま
警護体制と今後の展望
ご学友との交流を深められる悠仁さまですが、その警護体制には懸念も指摘されています。悠仁さまのご通学には、側衛と呼ばれる皇宮護衛官が付き添い、警視庁や茨城県警などが警護にあたっています。しかし、皇嗣職の宮務官やお世話を担当する職員が筑波大学に赴いていない状況があるといいます。
秋篠宮家担当の皇宮護衛官は、宮内庁職員としての兼務が求められ、侍従のような役割も担っています。しかし、側衛の最大の任務は安全確保であり、翌日に講義を控える悠仁さまに「早くお帰りになられては」と申し上げることは立場上難しく、付き従うしか選択肢がないのかもしれません。
皇室担当記者は、サークル活動やご学友との交流は天皇陛下をはじめとする他の皇族方も経験されてきたことであり、もちろん遅刻しないための努力は必要としつつも、宮邸からの長距離通学が、授業後も活発に活動される悠仁さまの生活に合っていないとの見方も示しています。今後、一人暮らしが始まれば警護体制も変わり、悠仁さまの生活リズムもより整いやすくなるのではないでしょうか。キャンパス内で自転車を颯爽と移動される悠仁さまが、一人暮らしを始めることで、講義に遅れるといった事態を防げるかどうかが注目されます。