中居正広氏、度重なる代理人反論が招く孤立か?フジテレビ内の擁護派減少、仕事仲間も距離

元フジテレビアナウンサーAさんとのトラブルを機に芸能界を引退した中居正広氏(52)を巡る騒動は、半年が経過した現在も収束の兆しを見せません。中居氏側の代理人による度重なる反論は、かつては氏を擁護する声も聞かれたフジテレビ内部で、その支持基盤を大きく揺るがしています。この状況は、中居氏の周囲からの「孤立」を深めているとの見方も出ています。

「週刊文春」報道と代理人による応酬

8月6日配信の「週刊文春」電子版および翌7日発売号は、2023年6月2日に中居氏とAさんとの間で発生したトラブルに関する具体的な内容を報じました。記事によれば、Aさんの代理人弁護士が作成し、中居氏に宛てた「通知書」を入手したとされ、その通知書にはAさんが中居氏から受けた被害内容が詳細に記されていたといいます。

これに対し、中居氏の代理人弁護士は同6日の声明で反論。「記事の『通知書』なるものは出所や真偽が不明」と否定しました。さらに「この事案は一般的に性暴力という言葉から想起される行為ではなく、不同意によるものでもなかった」と主張。週刊誌等による情報開示の継続に「極めて遺憾」との意見を表明しました。

その当日、Aさんの代理人弁護士は中居氏の代理人に対し、「Aさんや当職が守秘義務に違反しているかのような表現があるが、一切そのような行為はしていない」と反論。また「中居氏代理人らがこのような記載を含む文書を公表されたことは極めて遺憾だ」と強い憤りを示しました。

フジテレビ社内の変化と仕事仲間からの距離

度重なる中居氏側の反論が続くにつれて、氏を取り巻く状況に明らかな変化が生じています。フジテレビ関係者によると、当初「中居さんにも反論の場を設けるべき」と擁護する声も社内にあったものの、代理人による再三の反論を受け、今では彼の擁護派はほとんどいなくなったといいます。

この変化は芸能界の仕事仲間にも及び、中居氏と完全に距離を置く人物が日を追うごとに増えているのが現状です。「擁護派」と目されていた橋下徹氏も、最近は中居氏側とは連絡を取っていないと報じられています。

元フジテレビアナウンサーAさんとのトラブルによる精神的負担が伺える、痩せた様子の中居正広氏元フジテレビアナウンサーAさんとのトラブルによる精神的負担が伺える、痩せた様子の中居正広氏

中居氏の現状:自ら選択する「孤立の道」か

このような状況下で、中居氏本人の行動も注目を集めています。かつて側近とも言われた仕事関係者が、久しぶりに中居氏にLINEメッセージを送ったところ、しばらくの間「既読」にすらならなかったといいます。これまでの関係ではすぐに返信があっただけに、関係者は深く心配している模様です。

この予期せぬ対応は、中居氏がもはやかつての仕事仲間たちとの一切の接触を避けるという、強い意思表示ではないかとの憶測を呼んでいます。一連の騒動の中で、中居氏が自ら「孤立の道」を選んでいる可能性が指摘されています。

一連の騒動と、それに対する中居氏側の一貫した姿勢が、結果として彼を取り巻く人間関係に大きな変化をもたらしていることは明らかです。かつての仲間たちとの接触を避けるかのような中居氏の行動は、芸能界引退後の新たな局面を象徴しており、今後の動向にさらなる注目が集まります。

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