次長課長・河本準一、タカアンドトシが西川のりおに激怒された壮絶な過去を明かす

お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(50)が、先日放送されたMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時)に出演し、若手時代のお笑いコンビ「タカアンドトシ」が漫才師の西川のりおから番組中に激怒された衝撃的なエピソードを回顧しました。この出来事は、彼らの芸歴における忘れられない一幕として語られています。

タカアンドトシ、伝説の「オールザッツ漫才」初登場の記憶

この日の「痛快!明石家電視台」には、今年で芸歴30周年を迎える「タカアンドトシ」が番組初のゲストとして登場し、コンビの半生を振り返りました。彼らがMBSテレビに初めて出演したのは、深夜生放送のお笑い番組「オールザッツ漫才」でした。MCの明石家さんまが「みんな、あそこでえらい目にあっているよな」と興味を示し、その独特な雰囲気でのエピソードに注目が集まりました。

北海道出身のタカアンドトシは、その番組の特殊性を全く知らなかったと言います。彼らの出演時は、番組の進行が押しているという理由で、持ち時間が3分から1分に急遽短縮される事態に。ネタは不完全燃焼のまま終わり、関係者からは「ヘタレか!」と激しく叱責されたと明かしました。

西川のりおの強烈な「引退勧告」とその真意

当時、この様子を生で見ていた次長課長・河本準一は、「確か、本番中に怒られたんじゃ?」と回想。実際に、タカアンドトシは西川のりおから「この世界から足を洗った方が良い」と番組内で直接説教を受けていました。

これは、「目につく人全員に言っていた」(次長課長・井上談)という西川のりおの“暴走キャラ”の一環でしたが、当時「引退して辞めてしまえ!」と発言する西川のりおの映像が流れると、タカアンドトシの二人は思わず青ざめた表情を見せました。

痛快!明石家電視台でタカアンドトシの過去を回想する次長課長・河本準一痛快!明石家電視台でタカアンドトシの過去を回想する次長課長・河本準一

スピードワゴン小沢の「反論」と現場の空気

トシは当時の心境を「初めてそんなことを言われたので、何も言い返せなくて。怒られて、怖~いとなったんですが、(隣にいたスピードワゴンの)小沢くんは強いから“あんたに言われたないわ!”と。全然声が聞こえないんですが、必死で言っていた」と振り返り、スタジオの笑いを誘いました。このエピソードは、当時の生放送における緊迫した空気と、ベテラン芸人の厳しい指導、そして若手芸人たちの奮闘を物語るものでした。

タカアンドトシが直面したこの出来事は、彼らの芸人としての礎を築く上で大きな影響を与えたことでしょう。厳しさに耐え、それを乗り越えてきたからこそ、今の彼らの活躍があると言えます。


参考文献