林の中に引きずり込まれ…登山者がヒグマに襲われ行方不明 北海道・羅臼岳


【画像】林の中に引きずり込まれ…登山者がヒグマに襲われ行方不明 北海道・羅臼岳

「友人が林の中に引きずり込まれた」

知床は世界有数のヒグマの生息地で、ふもとでも度々目撃されています。羅臼町の国道で先月、シカに襲い掛かり、山の方へ引きずり込んでいきました。エサを求めてか、恐れる様子もなく車に近付き、サイドミラーを揺さぶるクマも。

20代の男性がクマに襲われたのは羅臼岳の斜里町側。下山中、友人が男性の200メートルほど後ろを歩いていたところ、名前を呼ぶ大声が聞こえたといいます。声の方へ近付くと、太ももから出血した男性を発見。男性はクマに林の中へ引きずり込まれていったといいます。

“人避けないクマ”たびたび目撃

北海道によると、知床が世界自然遺産に登録された2005年以降、登山客がヒグマに襲われたのは今回が初めてです。

登山歴15年
「クマがたくさんいるというのは聞いていた。ただ、こちらのクマは大きいけどおとなしいと。基本、人を襲うようなことはないと聞いていたので安心していた」

本来、警戒心の強いはずのヒグマですが、餌付けなどによって人に慣れるようになってきたといいます。

知床財団のSNS
「人から食べ物を与えられたヒグマは行動がエスカレートしていくと人に危害を加えるようになります」
「野生動物にとってポイ捨ては餌付けと変わらない行為です。今一度ゴミの管理の徹底をお願いします」

テレビ朝日



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