【08月18日 KOREA WAVE】韓国・慶州市の有名ホテルで、女性用サウナや脱衣室が外部から丸見えになる事故が発生した。ホテル側は老朽化したガラス保護フィルムを急遽交換し、サウナ営業を中止したが、これまで利用した客に公式に謝罪をしていないとして被害者が憤っている。
家族旅行で同ホテルに3泊したという男性が8月8日、オンラインコミュニティで経緯を明らかにした。最終日の夜、家族で1階芝生広場を散策していた際、3階付近で上半身裸の人影を見つけ、当初は男性サウナと思ったが、後に女性サウナであることが判明した。
さらに脱衣室内も外から視認でき、影や輪郭だけでなく、着ている服まで判別できる状態だったという。男性がホテル管理者に指摘すると、「外から見えるはずがない」と否定されたが、証拠写真を見せると管理者は慌てて確認に動いた。
夫妻はチェックアウト後、別の管理者から口頭で謝罪を受けたが、男性は「単なる謝罪では済まない」として、サウナ運営停止とフィルム交換、そしてこれまで露出被害を受けた顧客への公式謝罪文をホテル公式サイトに掲載するよう求めた。
ホテルはサウナ入り口前に「高温と異常気候でフィルムが急速に劣化し、夜間に外部から見える恐れがあったため緊急工事をする」との立て看板を設置。しかし謝罪文は含まれず、掲示場所もフロントではなくサウナ入り口だった。
男性は「我々は補償を求めているのではない。露出事故を認め、すべての被害者に謝罪してほしいだけだ」と強調し、この事実を他の利用者にも知ってもらいたいと訴えた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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