やす子、豪雨災害に「死にますからね」の直球警告 予備自衛官の経験が示す災害時の的確な助言

お盆前の3連休、九州各地や山口県を記録的な豪雨が襲いました。土砂崩れや浸水被害が相次ぐ中、お笑いタレントのやす子さん(26)がX(旧Twitter)で発信した災害への呼びかけが、「ストレートで分かりやすい」と大きな話題を集めています。現役予備自衛官である彼女の言葉には、その経験に裏打ちされた説得力があります。

記録的な豪雨とやす子さんの「直球メッセージ」

九州各地や山口県を襲う記録的な豪雨の中、お笑いタレントのやす子さん(26)は8月11日、自身のX(旧Twitter)で地元や九州に向け、災害対策を呼びかけました。

投稿内容は、「山口、九州、雨大丈夫ですか?地元の山口県宇部市も冠水しているところがあります‥いつでも避難できるようモバイルバッテリーの充電確認、お薬は手荷物に入れとくといいかもですね。川や海を観に行かないでくださいね。死にますからね」。この「死にますからね」という直接的な表現は、SNS上で大きな反響を呼びました。

SNSでの反響と予備自衛官としての「説得力」

この「死にますからね」という直球の警告は、SNS上で「最後の一文が大事」「ストレートで伝わる」「きつい言葉だけど心配が伝わる」と多くの賞賛を集めました。

やす子さんの言葉が強く響くのは、現役の予備自衛官という肩書きゆえです。災害経験に基づく専門知識が、その助言に信頼性と「説得力」を与えています。
豪雨災害で「死にますからね」と注意喚起するお笑いタレントやす子さんの真剣な表情豪雨災害で「死にますからね」と注意喚起するお笑いタレントやす子さんの真剣な表情

過去の災害対応における「的確な助言」

やす子さんが災害に対し「分かりやすい」と評価されたのは、今回が初めてではありません。2025年7月30日のロシア・カムチャツカ半島沖地震での津波警報時には、Xで「津波 危ない 逃げて!」と呼びかけ、「津波注意報=警戒、津波警報=即避難」と簡潔に促しました。

また、2024年の能登半島地震発生直後には、情報番組『サンデージャポン』で災害直後のボランティア支援について「行かないで欲しい」と明言。「一般の方が余震でけがをすれば、その支援に自衛隊の労力が必要になる」と、自衛隊経験に基づく理由を述べ、その的確な助言が反響を呼びました。彼女は常に、実践的かつ役立つ情報を発信し続けています。

結論

お笑いタレントと予備自衛官という独自の立場を持つやす子さんの災害メッセージは、その「直球」かつ「専門的」な内容で多くの人々に強く響いています。彼女の言葉は、単なる情報提供に留まらず、災害時における具体的な行動を促し、命を守る上で極めて重要な役割を果たしています。今後も、信頼性の高い災害情報の発信が、国民の安全意識を高める鍵となるでしょう。

参考文献

Yahoo!ニュース – やす子、豪雨被害で「死にますからね」の直球警告 予備自衛官としての説得力(女性自身)