森香澄が明かす”週刊誌対策”の全貌と「恋愛ネタ不足」の悩み:令和のあざと女王の裏側

フリーアナウンサーであり人気タレントの森香澄が、2023年8月13日深夜放送のテレビ朝日系「森香澄の全部嘘テレビ」で披露した「週刊誌対策」が、インターネット上で大きな注目を集めています。お笑いコンビ「レインボー」の池田直人とのドライブデート企画に出演した森は、車内での恋愛トーク中に、テレビ東京アナウンサー時代から常にメディアの目を意識し、徹底した対策を講じてきたことを告白。「外でデートするのは大学生以来ない」と語る彼女の恋愛観と、メディアで見せる「令和のあざと女王」のイメージとの間に隠されたギャップが浮き彫りになりました。

徹底的な”週刊誌対策”:令和のデート術

森香澄が語る週刊誌対策は非常に戦略的です。初回デートでは必ず「個室を挟む」と明言。「そこ(初回)の時はまだ付き合ってないから、撮られても否定出来る」と具体的な理由を説明しました。初回は食事のみに徹し、相手との「きっかけ作り」に焦点を当てるというのです。

その後、相手を気に入った場合は「また会いたい」という意思をさりげなく伝え、次の機会へと繋げます。そして、いざ交際が決まった際には、「もう……家に行く、終わったら。ご飯食べて『どうする?』ってなったら家に」と、いきなり自宅デートに移行するスタイルを打ち明けました。さらに、やむを得ない状況であれば自宅に相手を招くこともあると述べ、公の場でのリスクを徹底的に回避する姿勢を示しています。これは、人気タレントとしての自覚と、プライバシーを守るための現実的な選択と言えるでしょう。

森香澄さんの笑顔のポートレート。フリーアナウンサー・タレントとしての活躍が注目される。森香澄さんの笑顔のポートレート。フリーアナウンサー・タレントとしての活躍が注目される。

「振られたことがない」?「あざと女王」の恋愛武勇伝と現実

森香澄といえば、「令和のあざと女王」というキャラクターを全面に押し出し、近年は特に「恋愛」に関する仕事が主戦場となっています。過去には、「隣に座る相手の親指を小指でスリスリする」といった具体的な“モテテク”や、「泣きながら別れ話を切り出した」という“恋愛武勇伝”を披露し、その奔放な恋愛観で話題を集めてきました。今回も池田直人から別れ話のシチュエーションについて聞かれると、「振られたことがない」と豪語し、「私のことを凄い好きでいてくれる人からしか選ばない」と自身のポリシーを打ち明けています。

しかし、”恋愛マスター”のようなイメージが強い森ですが、昨年6月に出演した「イワクラと吉住の番組」では、これまでの交際人数がわずか4人であることを語っており、世間のイメージとは異なり、実はそこまで恋愛経験が豊富ではないことが示唆されています。

ネタ不足?森香澄が語る「恋愛ストック」の現実

池田直人とのトークの中で、森香澄は自身の「恋愛ストック」が不足していることを率直に告白しています。「どんどん自分の中にあるところ(あざとさ)は出してるけど、ウソはつきたくないから、ウソはつかないってなると……。そんなに(恋愛の)ストックはないし」と語り、テレビでの自身の“需要”に対して“ネタ不足”であるという意外な悩みを打ち明けました。

池田から「じゃあ、恋愛話はどこから引き出してるの?」と聞かれると、「最初の方は大学生の時の話をしていた。(今は)入社した時くらいの話になってきて」と、過去の出来事を掘り起こしている現状を説明しました。さらに、「直近とかお付き合いには至らなかったけど、ちょっと会ってた人とか、数か月前の話とかをしてしまうと、カドが立つし、まだ(その人との関係が)どうなるか分からないってのがあるじゃないですか。なんでも話すヤツって思われたくないし」と、リアルな事情を明かし、メディアで話せる内容に制約があることを示唆しました。

なぜ熱愛スキャンダルは出ないのか?「恋多き女」ではない素顔

本人曰く、森香澄は「いい人がいても自分からはアプローチできないタイプ」だそうです。その理由として、「森香澄に言い寄られてさ」と周囲に言われるのではないかと深読みしてしまうからだと言い、その結果、恋愛から遠ざかってしまっている現状を語っています。昨年出演した番組では、「浮気をしているかも?と恋人を絶対に詮索しない」「すぐに付き合わずに相手をしっかり見極めること!私は付き合うまでに時間をかけているんです」と若者に恋愛指南をしていましたが、これは彼女自身の恋愛観を語るものであり、必ずしも豊富な経験に基づいているわけではないようです。

過去に「半同棲」していたこともあると明かしているものの、全体的には“ネタを絞り出している”印象も拭えません。一部では、彼女の徹底した「週刊誌対策」がスキャンダルの少なさに繋がっていると考えられていますが、実際にはそこまで恋多き女性ではないことが、熱愛スキャンダルが出ない真の理由なのかもしれません。もっとも、大学時代には毎日飲み会に参加し、“イケメンに気に入られて電話番号を教えたところ、迷惑電話が頻繁に来るようになった”といった面白いエピソードも持っており、彼氏ネタはなくても、男性との面白いエピソードには事欠かないようです。

まとめ

森香澄さんがテレビ番組で明かした「週刊誌対策」は、人気タレントとしてのプライバシー保護への強い意識と、巧妙な戦略が見て取れます。一方で、「令和のあざと女王」として恋愛トークを主戦場とする彼女が抱える「恋愛ネタ不足」の悩みや、実際の交際経験の少なさ、そして恋愛に対する慎重な姿勢は、世間が抱くイメージとのギャップを浮き彫りにしました。徹底したガードと、実は「恋多き女」ではない素顔が、熱愛スキャンダルの少なさの背景にあると考えられます。芸能界を軽やかに渡り歩くためにも、今後、森香澄さんが週刊誌の目を気にせず、より自由に恋愛を楽しめる日が来ることを期待したいものです。


参考文献:

  • テレビ朝日系「森香澄の全部嘘テレビ」2023年8月13日深夜放送回
  • 「イワクラと吉住の番組」2022年6月放送回
  • スポーツ紙記者による芸能ニュース記事
  • 芸能関係者コメント