連続テレビ小説「あんぱん」第22週「愛するカタチ」放送迫る!やなせたかし夫妻の愛と勇気の物語に注目

2025年8月25日(月)より放送開始となる連続テレビ小説「あんぱん」の第22週「愛するカタチ」では、主人公・朝田のぶ(今田美桜)と夫・柳井嵩(北村匠海)の人生が新たな局面を迎えます。国民的キャラクター「アンパンマン」を生み出した漫画家やなせたかしとその妻・暢をモデルにした本作は、戦前・戦後の激動の時代を舞台に、愛と勇気を胸に困難を乗り越える夫婦の姿を描き、多くの視聴者から注目を集めています。

連続テレビ小説「あんぱん」の主人公、朝田のぶ役を演じる今田美桜連続テレビ小説「あんぱん」の主人公、朝田のぶ役を演じる今田美桜

連続テレビ小説「あんぱん」とは

本作は、NHK連続テレビ小説の第112作目として制作されたオリジナル作品です。「アンパンマン」の生みの親である漫画家やなせたかし氏と、彼の妻である小松暢氏の半生がモデルとなっています。高知の「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶと、夫となる柳井嵩が、数々の荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現する「アンパンマン」というキャラクターに行き着くまでの道のりを、深い愛と勇気の物語として紡ぎ出します。主人公・朝田のぶ役を今田美桜が、夫・柳井嵩役を北村匠海が務め、脚本は「花子とアン」や大河ドラマ「西郷どん」を手がけた中園ミホが担当し、その物語の深みに期待が寄せられています。

第22週「愛するカタチ」あらすじ

来たる第22週「愛するカタチ」では、八木(妻夫木聡)が嵩(北村匠海)の持つ詩の才能にいち早く気づき、自身の会社「九州コットンセンター」内に新たな出版部を立ち上げ、嵩の詩集を出版しないかと提案します。当初、嵩はその申し出を断りますが、八木の熱意に心を動かされ、最終的に詩集『愛する歌』の出版を決意します。周囲からは売れ行きを疑問視する声もありましたが、この詩集は予想を裏切り、異例のヒットを記録します。そんなある日、『愛する歌』に救われたと語る一人の小学生の女の子が、柳井家を訪れるという心温まる出来事が描かれます。

第22週予告動画の内容

公式ホームページで公開されている予告動画は、「おなかをすかせた人に、あんぱんを配ってまわるんだよ」という嵩の印象的な声から始まります。のぶが嵩の手を優しく取る姿や、たくや(大森元貴)が「これはおじさんですね」と語る場面、そしてのぶが「たまるかー」と喜びを表現する様子が映し出されます。また、女の子が「たまるかーって何?」と無邪気に尋ねるシーンも登場し、物語の温かい雰囲気を伝えます。

さらに、健太郎(高橋文哉)の「きれいだ」という言葉、涙を流すメイコ(原菜乃華)の姿が続き、嵩の「ボクは愛する、あなたを、キミを、トンカツを。愛することが嬉しいんだもん」という語りが背景に流れます。蘭子(河合優実)が口紅を塗る仕草、子供たちを抱き寄せる八木の笑顔、千代子(戸田菜穂)の静かな表情、部屋を見回して喜びを感じる羽多子(江口のりこ)らの姿が次々と映し出されます。動画の締めくくりでは、シャボン玉が舞う中で、のぶが優しい表情を見せる姿が印象的です。

まとめ

何者でもなかった朝田のぶと柳井嵩の二人が、夢を追い続け、やがて国民的ヒーロー「アンパンマン」という形で“逆転しない正義”にたどり着くまでの物語は、現代を生きる私たちにとっても、愛と勇気、そして希望を与えてくれることでしょう。第22週「愛するカタチ」の放送開始が待たれます。

参考資料