David Shepardson
[ワシントン 25日 ロイター] – 大韓航空は25日、米ボーイング製航空機103機の発注を明らかにした。韓国航空業界史上最大の規模となる。発表は韓国の李在明大統領の訪米に合わせて行われた。
関係筋が先にロイターに述べたところによると、ボーイング「787」、「777」、「737」が含まれる見込み。ボーイング民間航空機部門のステファニー・ポープ最高経営責任者(CEO)と大韓航空の趙源泰CEOがラトニック米商務長官と共にイベントに出席し、契約を発表した。
李大統領はこの日、ホワイトハウスでトランプ大統領と初会談した。
大韓航空はGEエアロスペースとの137億ドル規模のエンジン購入・保守契約も発表した。
関係者の1人によると、今回の発注の一部は傘下アシアナ航空の設備更新に宛てられる。
トランプ米政権と貿易交渉を行っている多くの国がボーイング機の大規模発注を既に発表したか、今後発表する予定だ。ボーイングはここ数カ月間に相次いで大型受注を獲得している。