長年にわたり多くの受験生や保護者に選ばれ、信頼されてきた大学案内『大学図鑑!』。その最新版である『大学図鑑!2026』から、今回はその内容の一部を抜粋・再編集してお届けします。本記事では、旧大阪府立大学と旧大阪市立大学の統合により誕生した大阪公立大学が提供する教育と研究の強み、そして具体的な学部・学域の学習内容を詳しくご紹介。将来の大学選び、進路選択の重要な情報としてご活用ください。
府大・市大の融合で進化する教育・研究力
大阪公立大学は、旧大阪府立大学と旧大阪市立大学が長年培ってきた質の高い研究・教育資産を融合させ、新たな強みを生み出しています。両大学の専門教育を継承しつつ、現代社会のニーズに応える12の多彩な学部・学域を設置。それぞれの長所が交わることで生まれる相乗効果は、研究力だけでなく、学生が多角的な視点を養う上でも大きな利点となります。このような革新的な教育環境は、次世代を担う専門人材の育成に貢献しています。
活発な議論を交わす大学生たち、大学キャンパスでの学びの光景
全学共通の学び:基礎力と語学力の向上
大阪公立大学では、1年次前期の全学必修科目として、90以上の多岐にわたるテーマから学生が自由に受講ゼミを選べる「初年次ゼミナール」を実施しています。このプログラムを通じて、レポート作成やグループ討議といった実践的なスキルを習得し、自発的・能動的に学ぶ姿勢を育みます。異なる学部の学生との交流は、視野を広げ、大学生活における多様な人間関係構築にも繋がると好評です。
また、語学教育では「読む・聞く・書く・話す」の英語4技能を、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でB1レベル以上とすることを目標に、少人数制でのきめ細やかな指導を行っています。実践的な英語力を身につけることで、国際社会で活躍できるグローバル人材の育成を目指します。
個性を磨く!多彩な学部・学域の紹介
現代システム科学域:持続可能な社会への貢献
知識情報システム学、環境社会システム学、教育福祉学、心理学の4学類を擁します。ここでは、サステイナブル(持続可能)な社会の実現に貢献できる人材を育成することを目指しています。課題解決型のPBL(Project Based Learning)プログラムを導入し、実践的な応用力を養うことが特徴です。学生からは「バカンシス」という愛称で親しまれることもあり、比較的学習しやすい環境とも言われています。
文学部:奥深い人文科学の探求
4つの学科と15の多様なコースを擁する、まさに「小さな総合大学」のような学部です。1年次の12月に自身の興味と適性に合わせて学科・コースを選択できるため、じっくりと学びの方向性を見定めることが可能です。各コースは数人から十数人の少人数編成が特徴で、教員との距離が近く、学生間のクラス意識も強く、深い専門分野の探求に適した環境です。
法学部:社会を支える法のエキスパート
法学科のみで構成される法学部では、将来の進路に応じて3つの専門コースを設置しています。法曹界を目指す方向けの「司法コース」、国家・地方公務員を目指す方向けの「行政コース」、そして民間企業やジャーナリズム分野での活躍を目指す「企業・国際コース」です。法的な思考力と論述能力が非常に重視され、「論述一発で4単位取れるかが決まるので、かなりシビア」と学生の声にあるように、高度な専門性と厳格な学習が求められます。
参照元: Yahoo!ニュース