金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」（TBS系・毎週金曜よる10時～）の第9話が29日に放送され、King & Princeの高橋海人と中村倫也がダブル主演を務める本作は、次週の最終回を前に視聴者に大きな衝撃を与えました。（本記事は第8話までの内容および第9話の一部ネタバレを含みます。高橋海人の「高」は正式には「はしごだか」です。）
この近未来アクションエンターテインメントは、新型ドラッグ「DOPE」が蔓延する日本を舞台に、異能力者「ドーパー」と、異能力者で組織された麻薬取締部特殊捜査課（特捜課）が激しい戦いを繰り広げます。未来予知の異能力を持つ新人・才木優人（高橋海人）と、超視力の持ち主である型破りな教育係・陣内鉄平（中村倫也）のバディが、異能力者が絡む難事件に挑む姿が描かれてきました。第9話では、謎に包まれた男・ジウ（井浦新）によって「ゲーム」の開始が告げられ、特捜課メンバーはジウの手下たちとの直接対決に臨むことになります。
第9話ハイライト：謎のゲーム開始と異能力者たちの激突
「DOPE」第9話では、ジウの仕掛けた予測不能なゲームが本格的に始動し、特捜課の面々は次々と窮地に追い込まれました。物語の核心に迫るにつれて、才木と陣内のバディの絆も試される展開が繰り広げられ、視聴者は手に汗握るアクションシーンの連続に釘付けに。特捜課メンバーがそれぞれの異能力を駆使して奮闘する様子は、新型ドラッグによる社会の混乱と、それに対抗する者たちの強い意志を浮き彫りにしました。
特捜課に訪れた悲劇：棗依央利の最期
ドラマ終盤、特捜課を裏で支えてきた情報分析官・棗依央利（熊井啓太）が、“異能力者ハンター”である寒江と藤川に襲撃され、非業の死を遂げるという衝撃的な悲劇が訪れました。過去の事件や出来事に関する膨大なデータを記憶する特殊な能力を持つ棗は、サイコメトリーの異能力を持つ才木に、ジウの居場所へと繋がる重要な手がかりを託します。彼は、情報分析官としての職務を文字通り最期の瞬間まで全うし、特捜課の仲間たちに希望を繋ぎました。その献身的な行動は、多くの視聴者の心に深い悲しみと感動を残しました。
金曜ドラマ「DOPE」第9話より、真剣な表情の高橋海人演じる才木優人と中村倫也演じる陣内鉄平。衝撃の展開を迎えた特捜課の運命
才木の怒りとSNSの反響
大切な仲間を失った才木は、ジウの仲間である泉ルカ（久間田琳加）に対し、「俺がお前を、絶対に殺す」と激しい怒りを露わにしました。この才木の決意は、特捜課が直面する困難の深刻さを物語っています。SNS上では、棗の悲劇的な退場に対して「棗さん、嘘でしょ……」「悲しすぎる」「最期の瞬間が辛い」といった悲しみの声が相次ぎ、彼の死が視聴者に与えた衝撃の大きさが浮き彫りになりました。多くのファンが、彼の功績と犠牲を悼んでいます。
最終話への展望：浄水場での最終決戦
来たる9月7日放送の最終話では、才木たち特捜課メンバーが、ジウが待ち受ける浄水場へと向かうことになります。葛城（三浦誠己）と柴原（豊田裕大）は、一か所に集められた浄水場職員の救出と「DOPE」の確認任務へ。一方、綿貫（新木優子）は泉ルカの身柄確保に動き、そして才木は陣内（中村倫也）と合流し、ジウとの宿命的な最終決戦に挑みます。物語は最高潮に達し、特捜課の最終的な運命、そして日本社会の未来がこの一戦にかかっています。
第9話で描かれた悲劇と才木の新たな決意は、最終回への期待を一層高めるものとなりました。残された特捜課メンバーがどのようにジウに立ち向かい、この長きにわたる戦いに終止符を打つのか、その結末に大きな注目が集まっています。
参考資料
- Yahoo!ニュース: 「DOPE」第9話で衝撃展開、高橋海人＆中村倫也W主演ドラマに悲劇訪れる (編集部・倉本拓弥) https://news.yahoo.co.jp/articles/4e7256f60f2bc5d946238d4095ef5031c1ef1072
