お笑い芸人・千原せいじ(55)の周辺が、自身のYouTube動画を巡る「大炎上」により騒がしくなっています。KBS京都のラジオ番組「大雲・せいじの坊僧ラジオ」(日曜午後9時30分)が、視聴者からの様々な意見を受け、8月31日の放送をもって終了することが決定しました。この番組終了の背景には、ある動画が引き起こした大きな波紋が深く関係しています。
発端となった埼玉・戸田市議との対談動画
事の発端は、7月18日に自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」で公開された、埼玉・戸田市議会議員の河合悠祐氏との対談動画でした。この動画で千原せいじは、川口市のクルド人問題について議論を開始しましたが、話が噛み合わず、白熱した口論に発展しました。議論の中でいら立ちを爆発させたせいじ氏は、河合氏に対し「おまえ、いじめられっ子やったやろ?」「おまえ、いじめられっ子のオーラいかついぞ。なぁ? おまえいじめられっ子出身やな! アハハハハ!」と挑発的な言葉を投げかけ、これが視聴者から激しい批判を浴びることとなりました。
千原せいじ、YouTubeでの発言を巡り批判が殺到し、番組終了の余波を受ける姿
動画は30日時点で166万回再生を記録し、コメント欄には千原せいじの大人げない対応に対する批判が殺到。この一連の騒動が、ラジオ番組の終了へと繋がる大きな要因となりました。
誤算が生んだ深刻な影響
関係者によると、千原せいじは動画公開当初、河合市議の資質を問う声が上がると予想していたようですが、実際には逆効果となり、自身が大炎上するという完全に初手を見誤った形となりました。この炎上による代償は予想以上に大きく、前述のラジオ番組終了だけでなく、YouTubeでのコラボレーション依頼が断られるといった実害も発生しています。YouTube関係者は、「一緒に画面に並ぶことで、アンチの矛先がこちらに向く可能性もある。今のせいじさんとコラボしても損しかないんですよ」と語り、タレント活動における協力関係にも影響が出ている現状を明かしました。
〝メンタルお化け〟千原せいじの「通常運転」と今後の展望
こうした状況にもかかわらず、当の千原せいじ本人は特に落ち込んでいる様子もなく、“通常運転”を続けているといいます。8月29日には東京・六本木の劇場で、弟の千原ジュニアと恒例のトークライブ「チハラトーク」を開催。チケットは完売する盛況ぶりで、軽妙なやりとりを繰り広げ、ジュニアが第3子誕生をサプライズ発表する一幕もありました。また、趣味のツーリングイベントや、9月にはジャーナリスト岩田明子氏とのトークライブも控えるなど、精力的に活動しています。お笑い関係者は、「もともと〝メンタルお化け〟だけに、騒動もどこ吹く風といった感じです」とその精神的な強さを評しています。
しかしながら、スポンサーの意向が強く働くテレビやラジオの世界では、今回の騒動が厳しい状況をもたらしているのは事実です。千原せいじがこの逆風にどこまで耐え、今後の活動を展開していくのか、注目が集まります。