実弾入り小銃を持ち出した韓国陸軍大尉、市民憩いの場で発砲後に死亡…軍の管理不備に批判


9月2日午前6時40分ごろ、市民が「人が倒れている」と119に通報。消防当局が現場に到着した際、私服姿の教官は頭部から出血し、心停止状態で発見された。軍検視官の検視で、事件性はないと判断された。

死亡した教官は慶北・永川の陸軍士官学校に所属し、通常の小銃より大型のK2小銃を所持して部隊を離脱していた。銃はその後、軍が回収した。問題となっているのは、訓育担当の将校は本来、実弾を持ち出せないにもかかわらず、部隊から約40キロ離れた市民憩いの場である寿城池まで銃と実弾を持ち出す間、軍当局が一切制止しなかった点である。

また、教官が移動している間、軍当局が警察に検挙要請や追跡協力を依頼していなかったことも判明した。一部では、軍が教官の死亡以前まで銃器・実弾の無断持ち出しを把握していなかった可能性も指摘されている。現地住民は「もし他人に危害を加えていたら大惨事になっていた。軍の管理はあまりにもずさんだ」と批判した。

軍警察は現在、事件の経緯と銃・実弾の流出ルートを調査中。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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