桐谷広人氏、株価「倍近く」に高騰報告 – 優待投資の成功例

株主優待で生活する著名投資家、桐谷広人氏(75)が8日、自身のX(旧Twitter)を更新し、保有する株式の株価が購入時から倍近くになったと報告しました。この吉報は、彼の長期的な株主優待投資戦略が実を結んでいることを示しています。

株主優待投資家として知られる桐谷広人氏のポートレート写真株主優待投資家として知られる桐谷広人氏のポートレート写真

最新の優待品と株価高騰の詳細

桐谷氏はXの投稿で、届いた株主優待品がカタログ選定の冷蔵品と冷凍品であったことを説明。冷蔵品は「明和地所のプレミアム優待クラブ6600ポイントで選んだシャインマスカット400グラム2房」と具体的に明かし、その優雅な優待生活を垣間見せました。

特に注目すべきは、冷凍品として選んだ「ふくおかフィナンシャルグループ200株のカタログギフト」に触れた部分です。彼は同社の株を「優待新設直後に2655円で購入し、現在4457円」になったと報告。「笑顔の絵文字」と共に株価が大幅に上昇した喜びを語っており、的確な投資判断が利益に繋がったことを強調しています。

桐谷氏の投資哲学と実績

桐谷広人氏は、365日を株主優待と配当収入で賄う稀有な投資家です。25歳でプロ棋士として活躍後、57歳で引退し株式投資に専念。1984年のバブル絶頂期から投資を開始し、バブル崩壊、ITバブル、リーマンショックといった市場の荒波を経験。これらの豊富な経験が彼の堅実な投資術を培い、現在は5億円超の資産を築いているとされます。彼の優待重視の長期投資戦略が、成功の鍵となっています。

結論

桐谷広人氏の今回の報告は、株主優待を軸とした投資戦略の有効性を改めて証明しました。彼の長年の経験と実績は、市場の変動に左右されにくい堅実な資産形成を目指す多くの個人投資家にとって、貴重な学びとなるでしょう。

参考資料