遺族代理人、「控訴審での判決維持に懸念」 寝屋川中1事件、控訴取り下げ無効で

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大阪高裁・地裁外観

大阪高裁・地裁外観

 大阪府寝屋川市で平成27年、中学1年の男女が殺害された事件で、大阪高裁が17日、1審大阪地裁で死刑判決を受けた山田浩二被告(49)が自ら申し出た控訴取り下げを無効と判断した決定について、犠牲となった平田奈津美さん=当時(13)=の遺族の代理人弁護士は同日、「いったんは被告が自らの罪を受け入れたと遺族は安堵(あんど)していたが、不安定な立場に置かれることになった」とのコメントを出した。また1審の裁判員裁判による死刑判決が上級審で覆る例が続いているとして「控訴審で判決が維持されるかについて懸念がある」と指摘した。

 同じく犠牲となった星野凌斗(りょうと)さん=当時(12)=の遺族の代理人弁護士も「この決定によって再び、子供の命を奪った犯人と向き合わなければならない被害者の苦しみ、負担を理解していただきたい」とした。

 今回の高裁の決定が確定すれば、山田被告の控訴審が開かれることになる。

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