10月31日、お笑いコンビ・千鳥の大悟がMCを務めるバラエティ番組「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)が、年内での放送終了を発表しました。番組公式サイトでの発表を受け、大悟はVTRでその経緯を説明。このVTRで彼が着用していたパーカーの英文が視聴者の間で大きな話題となっています。
番組終了の背景と千鳥側の「降板申し出」
番組終了の直接的な原因は、10月24日の放送内容が直前で差し替えられたことにあると報じられています。フジテレビ側はその理由について「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み」と説明しました。しかし、関係者によると、千鳥側はこの説明に納得できなかったとのこと。その後、千鳥側から降板の申し出があったとされています。
大悟のパーカーに刻まれたアインシュタインの言葉
VTRで大悟は、相方のノブとも話し合った結果として「『酒のツマミになる話』やめまーす!」と自身の口で番組終了を発表しました。視聴者へ向けては、すでに収録済みの数本についても「その時出ていただいたゲスト、そして芸人は一生懸命面白い話をしてくれています。なのでそれは今まで通り、お楽しみください」とメッセージを送りました。
しかし、視聴者の注目を最も集めたのは、大悟が着用していた黒のパーカーの胸元に書かれていた英文です。
SNS上では「大悟さんのパーカー、アインシュタインの言葉?これもメッセージなのかな?」「これは何かメッセージ性ある感じ?」といった声が多数見られ、その文章の意味深さが話題となりました。
千鳥大悟、『酒のツマミになる話』終了発表VTRでアインシュタインの言葉が書かれたパーカーを着用
「面白くなければテレビじゃない!フジテレビ!」に込められた真意
パーカーの英文は、「commonsense is the collection of prejudices acquired by age 18」というもので、和訳すると「常識とは、18歳までに身につけた偏見の集まりである」という天才アルベルト・アインシュタインの名言です。
視聴者はこのアインシュタインの言葉を、番組終了の背景や大悟の心情と結びつけ、さまざまな解釈をしました。VTRの締めくくりに大悟が真剣な表情で放った「面白くなければテレビじゃない!フジテレビ!」という発言も、パーカーのメッセージと重ね合わせられ、「バラエティ番組の面白さは、まさに“常識外れ”にある」という大悟の信念が込められているのではないか、と推測されています。
千鳥・大悟さんのMC番組「酒のツマミになる話」の終了は、フジテレビと千鳥側の意見の相違が背景にあるとされ、発表VTRでの大悟の行動と服装が大きな反響を呼びました。彼がパーカーに込めたとされるアインシュタインの名言と、「面白くなければテレビじゃない!」という言葉は、テレビの本質を問うメッセージとして、多くの視聴者の心に深く刻まれることでしょう。





