元TOKIOの国分太一(51)が、コンプライアンス違反を理由に日本テレビの人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板してから5か月以上が経過した。無期限活動休止中の国分は、11月26日の記者会見で、自身の「問題行動」の具体的な内容について日テレに「答え合わせ」を求めたが、日テレ側はこれに応じない姿勢を貫いている。この状況の中、国分の盟友である松岡昌宏(48)が日テレへの憤りを公にし、波紋を広げている。
日テレ、「答え合わせ」に応じない姿勢を明確に
12月1日、日本テレビの福田博之社長(64)は定例社長会見で、国分からの「答え合わせ」要求に対し「答え合わせするまでもないと考えています」ときっぱりと述べた。さらに、二次加害への懸念にも言及し、情報開示は行わない方針を示唆している。この日テレの姿勢に対しては、賛否両論が渦巻いているのが現状だ。
松岡昌宏、日テレへの「憤り」を露わに
しかし、こうした日テレの対応に、松岡昌宏が疑問を呈した。12月4日発売の『週刊文春』および『週刊新潮』のインタビューで、松岡は日テレへの憤りを打ち明けている。松岡によると、国分の降板後、日テレからは番組出演者である松岡や城島茂(55)に対し、何の説明も意思確認もないままに番組収録が続けられているという。
『鉄腕DASH』がTOKIOの認知度向上に貢献し、グループを育ててくれた番組であるとして、「感謝しかない」と語る松岡は、だからこそ今回、何の説明もないことに戸惑いを隠せない様子だ。国分と同様に、松岡も日テレに対し「一体どのときの、どの部分がコンプライアンスに抵触するのか」を知りたいと要求。その理由として、国分だけではなく、自分自身にとっても何が問題だったのかを知る必要があるとの考えを示した。
松岡昌宏と国分太一のツーショット写真
食い違うコミュニケーションの認識
日テレ側は週刊文春の取材に対し、「適宜、適切な報告や対話をさせていただいております」と回答している。しかし、この回答を知らされた松岡は、「どこの人がどこの目線でおっしゃってるんでしょうか」と強く反論。TOKIO側と日テレの間で、コミュニケーションに対する認識が完全に食い違っていることが浮き彫りとなっている。今回の件は、単なる降板劇に留まらず、関係者間の信頼関係にも大きな影響を与えかねない問題として、今後の展開が注目される。





