日中韓、RCEP協力議論 北京で貿易相会合


 日本と中国、韓国の経済貿易相会合が22日、北京で開かれる。日本からは梶山弘志経済産業相が出席し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の2020年中の妥結に向けた協力を議論。半導体材料の対韓輸出管理の厳格化をめぐって、梶山氏が韓国の閣僚と個別に会談するかどうかも焦点だ。

 議長国の中国は鍾山商務相、韓国は成允模・産業通商資源相がそれぞれ出席する予定。日中韓に加え東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国など計16カ国によるRCEP交渉での協力のほか、日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉加速も議題となる。

 貿易相会合は経済面での協調を打ち出し、24日に中国四川省の成都で開催予定の日中韓首脳会談に向けた地ならしの意味合いもある。

 日中韓の持ち回りで開催。前回は16年10月に東京で開かれた。



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