【NHK紅白】上田氏が感慨深げ「令和初、会長として最後」

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NHKの上田良一会長(三尾郁恵撮影)

NHKの上田良一会長(三尾郁恵撮影)

 大みそか恒例の第70回NHK紅白歌合戦が31日、総合テレビ(午後7時15分~11時45分)などで放送されます。産経ニュースでは放送開始直後から、ステージの模様を速報する【紅白速報】をお届けします。

 NHKの上田良一会長は放送前、報道陣の取材に対応し、今年の紅白について「70回目の節目、令和初の紅白。そして個人的なことだが、会長として最後の紅白。いろんな意味で感慨深い」と述べた。

 紅白開始前に会場を視察した上田会長は、「働き方改革が進む中、5000人近い人が紅白のために一生懸命準備してくれている。NHK内部の話だが、感謝の気持ちでいっぱい」と指摘。「年末の大きな行事として視聴者に楽しんでもらい、思い出に残る紅白になれば」と話した。

 期待する歌手や曲などについては、30日にレコード大賞を受賞した「Foorin」の「パプリカ」や「嵐」が初披露する予定の「カイト」など、いずれも「NHK2020ソング」を挙げた。「『パプリカ』は十二分すぎるぐらい普及し、私の孫たちも一生懸命踊ったり歌ったりしている。『カイト』は来年、みなさんが口ずさむ応援歌になってくれたら」と話した。

 NHKは2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、今年まで4年連続で「夢を歌おう」を共通テーマとして掲げ、今年もスタートを切る。

 総合司会はお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんと、NHKの和久田麻由子アナウンサー。紅組司会は4年ぶり3度目となる女優の綾瀬はるかさん、白組司会は昨年に続き、人気グループ「嵐」の桜井翔さんが務める。

 NHKは、11月に今年の出場歌手を発表した後も、水面下での出演交渉を続け、12月に入ってから竹内まりやさん、ビートたけしさんらの出場が新たに決まった。

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