愛知県岡崎市の新東名高速道路で令和元年7月、あおり運転で後続のトラックを無理やり低速で走らせたとして、県警は7日、強要容疑で、茨城県の常磐自動車道のあおり運転殴打事件で強要と傷害の罪で起訴された住所不定、会社役員、宮崎文夫容疑者(44)を9日に再逮捕する方針を固めた。愛知県警は既に逮捕状を取っている。
捜査関係者によると、宮崎容疑者は元年7月23日午前6時半ごろ、新東名高速下り線で高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を運転中、トラックの前で蛇行運転や急減速を繰り返し、最低速度の時速50キロ未満で走らせた疑いが持たれている。
事故には至らず、トラックを運転していた男性にけがはなかった。
宮崎容疑者は元年8月10日、常磐道上り線で、20代男性の乗用車に対し、SUVで幅寄せや割り込みを繰り返して停車させた上、男性の顔を殴って軽傷を負わせたとして起訴されている。