拉致被害者へ希望の声届け 19日に安来市でラジオ収録

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拉致被害者の一日も早い救出を訴える松本孟さん(左から2人目)=島根県庁

拉致被害者の一日も早い救出を訴える松本孟さん(左から2人目)=島根県庁

 北朝鮮に拉致された被害者の一日も早い救出を願って、家族らの応援メッセージや支援コンサートなどをラジオ用に収録する公開イベントが19日、島根県安来市で行われる。音源は、早ければ2月1日から北朝鮮向けラジオ(短波放送しおかぜ)で放送される。

 特定失踪者問題調査会などの主催で、山陰では初めての企画。テーマは「希望の光、届け海を越えて!」。

 同調査会の村尾建兒(たつる)副代表によると、同様のイベントは、5年前から東京などで実施しており、今回は山陰の関係者や支持者らからの強い要望から、安来での実施が決まった。

 ラジオの公開収録には、拉致被害者として認定されている松本京子さんの兄、孟さんをはじめ、益田ひろみさん(特定失踪者)の姉、石川景子さん▽和田佑介さん(同)の叔父、林健さん▽上田英司さん(同)の兄、淳則さんら5人が出演する予定。このうち、松本さんは昭和52年、鳥取県米子市の自宅から、近所の編み物教室に向かう途中で拉致されたとされている。

 5人の応援メッセージを収録した後、拉致被害者救出を願うライブコンサートが行われ、最後に会場全員で唱歌「ふるさと」を歌う。「しおかぜ」を15年前に始めた同調査会の村尾副代表は「脱北者からの聞き取りでも、放送をよく聞いていたことがわかっている。(北朝鮮が)妨害電波をひんぱんに出すこと自体、放送の効果が大きい証拠だろう」としている。

 収録を前に関係者が島根県庁で会見し、松本孟さんは「ラジオ放送は(拉致問題解決に向けて)意義ある試みだと思う。日本に一人でも帰れるように、みなさんの力をお借りしたい」と話していた。

 公開収録は19日午後2時から、安来市飯島町の市総合文化ホール「アルテピア」で開催。入場無料。

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