イランによるウクライナ旅客機撃墜を巡り、多くの犠牲者が出たカナダの各地で12日、犠牲者の追悼式典が行われた。トルドー首相は西部アルバータ州エドモントンの式典に参列し、遺族らのため「正義を追求していく」と強調した。ロイター通信などが伝えた。
撃墜により57人のカナダ人が犠牲となり、その多くがイラン系カナダ人だった。追悼式は最大都市トロントなどでも行われ、多数の人々が参列した。
カナダ政府はイランに対し、カナダの当局者も詳細な原因究明作業に加えるよう求めている。カナダ政府は12日、調査団の一部がイランに到着したと明らかにした。(共同)