秋元容疑者を再逮捕、別に350万円相当収賄疑い 東京地検特捜部

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自民党・秋元司衆議院議員(中央)=2019年12月9日、国会内(春名中撮影)

自民党・秋元司衆議院議員(中央)=2019年12月9日、国会内(春名中撮影)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は14日、収賄容疑で逮捕した衆院議員、秋元司容疑者(48)が、中国企業「500ドットコム」側から、講演料名目の現金など計約350万円相当の別の賄賂を受け取ったとして収賄容疑で再逮捕した。賄賂の総額は約730万円相当となった。

 特捜部は「500」社日本法人元役員、鄭希ことジェン・シー(37)▽同社元顧問、紺野昌彦(48)▽同、仲里勝憲(47)-の3容疑者も贈賄容疑でそれぞれ再逮捕した。

 秋元容疑者の再逮捕容疑は、IR担当の内閣府副大臣だった平成29年9月上旬ごろ、「500」社が那覇市で開いたIRに関するシンポジウムで講演した後、IR事業で便宜を受けたいとの趣旨だと知りながら、講演料名目で200万円を受領。同年12月下旬には、広東省深●(=土へんに川)(しんせん)の同社本社やマカオのカジノに招待され、旅費など約150万円相当の利益供与を受けたとしている。

 秋元容疑者の政治団体「秋元司後援会」の29年の収支報告書には、12月26日付で紺野容疑者が関係する香港の会社に「旅費」として、2人分で計256万円を計上。だが、実際には旅費はすべて「500」社側が負担していたという。

 講演料について秋元容疑者は逮捕前の取材に「もらっていない」としていた。中国旅行については弁護側によると「秘書が処理していると思っていた」と話しているという。

 特捜部は14日、最初の逮捕容疑について収賄罪で秋元容疑者を起訴し、同罪で東京都中央区の豊嶋晃弘元政策秘書(41)を在宅起訴した。

 さらに贈賄罪で「500」社側の3容疑者を起訴したほか、同罪で札幌市の観光会社「加森観光」の加森公人会長(76)を在宅起訴した。

 起訴状によると、秋元容疑者らは29年9月、東京都内で現金300万円を受領し、30年2月中旬には北海道旅行への招待を受け、旅費など約76万円相当の利益供与を受けたとしている。

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