福島スパリゾートハワイアンズ 震災後初の新ホテル計画を発表

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福島県の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」に建設する新ホテル計画を発表した常磐興産の井上直美社長(中央右)ら=15日、東京都中央区(岡田美月撮影)

福島県の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」に建設する新ホテル計画を発表した常磐興産の井上直美社長(中央右)ら=15日、東京都中央区(岡田美月撮影)

 福島県いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産は15日、令和4年7月に同施設の敷地内に新たなホテル「カピリナタワー」を開業すると発表した。少人数の宿泊客をターゲットに264室を整備する。東日本大震災後に建設を始める初のホテル計画となる。

 新ホテルは11階建て。全室ツインルームで、528人を収容できる。広さ55平方メートルで源泉かけ流しの露天風呂などを備えた部屋を24室(宿泊費3万円台~)、広さ27平方メートルの部屋を240室(同2万円台~)整備する。総工費120億円。年間で16万8000人の集客と、35億円の売り上げを目指す。

 新ホテルの開業でスパリゾートハワイアンズ内で運営するホテルは4施設724室となり、収容人数は約2500人に達する見込み。井上直美社長は「次の半世紀を見据え、カピリナタワーはスパリゾートハワイアンズを代表するホテルになる」と述べた。

 同施設は震災後のグランドオープンから2月で8年目を迎える。井上氏は施設の集客状況について、震災前の水準を回復したとする一方で、福島全体の誘客は「なかんずく弱い」と指摘。「(福島観光の)牽引(けんいん)役を僭越(せんえつ)ながら担いたい」と意気込みを語った。

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