飛行機を利用するときに「予約のチケットがうまくいった」「機内食がおいしかった」など、人によって満足度は違うと思うが、ユーザーはどこの国内航空会社を高く評価しているのだろうか。
航空会社を利用している人に「予約のしやすさ」「料金」「機内サービス」などを聞いたところ、総合満足度が最も高いのは「全日本空輸(ANA)」であることが、調査会社NEXERの調べで分かった。全日空を選んだ人からは「料金は割高だが、機内サービス、接客はさすがは大手航空会社と言える」(20代/男性)、「快適な空間をつくってくれる」(30代/女性)といった声があった。
2位は「スカイマーク」。同社を選んだ人からは「LCCより空港が便利で、価格的にもリーズナブルに移動できるから」(40代/男性)、「接客は日本航空や全日空よりも優れていると感じている。格安料金のメリットを含めると国内では最も好きな航空会社」(60代/男性)などの意見があった。
3位は「日本航空」、以下「ピーチ・アビエーション」「ジェットスター・ジャパン」と続いた。日本航空については「エコノミーの席だが意外とゆったりしていて十分リラックスできた。機内食はいろいろ選べるものではなかったが、おいしかった。客扱いも良かった」(50代/男性)、ピーチ・アビエーションについては「料金が少しずつあがってきているのが気になるが、小回りが利き、新たなフライトプランを提供してくれている」(30代/男性)、ジェットスター・ジャパンについては「座席の狭さなど多少の不満点はあるが、それを補って余りあるほどの料金とサービスがある」(40代/男性)といったコメントがあった。
インターネットを使った調査で、全国の男女97人が回答した。調査期間は2019年11月28日から12月5日まで。(ITmedia ビジネスオンライン)