ロシア大統領府は17日、プーチン大統領がドイツのベルリンで19日に開かれるリビア内戦問題に関する国際会議に出席すると発表した。
プーチン氏は17日、ドイツのメルケル首相と電話会談し、同会議について協議した。会議にはポンペオ米国務長官も参加を予定している。
内戦で国家分裂状態にあるリビア情勢を巡っては、シラージュ暫定政権と、対立する有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」の双方の代表が13日にモスクワで和平協議を開催。ロシアとトルコが仲介した協議では、暫定政権のシラージュ首相は停戦合意に署名したが、LNAは拒否した。
ロシア大統領府によると、LNAのハフタル司令官はリビア情勢安定に向けたプーチン氏の尽力に感謝する書簡を送ったという。
(モスクワ 共同)