陸上自衛隊別府駐屯地(大分県別府市)は20日、同僚の隊員2人に暴行を加え、うち1人にけがを負わせたとして、第41普通科連隊の男性陸士長(23)を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。
駐屯地によると、陸士長は平成30年8月、駐屯地から出た生活ごみの分別作業に2人が参加しなかったことに腹を立て、1人の頭を平手打ちし、もう1人にはあごに打撲と口の中を切る約1週間のけがを負わせたとしている。
同連隊長の山田憲和1等陸佐は「誠に遺憾だ。教育指導を徹底し、厳正な規律維持と再発防止に努める」とのコメントを出した。