「マンガ大賞」候補作発表 「ブルーピリオド」など12作


 書店員や漫画ファンらが選ぶ「マンガ大賞2020」の大賞候補となるノミネート作品が発表され、美術にかける高校生たちの青春を描いた山口つばささんの「ブルーピリオド」や、田村由美さんのミステリー「ミステリと言う勿(なか)れ」など12作品が選ばれた。

 同賞は平成20年に漫画ファン有志が設立し、今回で13回目。前年に発売され、単行本の発行巻数が最大8巻までの作品が選考対象となる。昨年は、篠原健太さんのSF漫画「彼方(かなた)のアストラ」が大賞を射止めた。大賞発表は、3月中旬~下旬を予定している。

 候補12作は以下の通り。

・雁須磨子著「あした死ぬには、」(太田出版)

・ヤマシタトモコ著「違国日記」(祥伝社)

・高松美咲著「スキップとローファー」(講談社)

・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」(集英社)

・藤本タツキ著「チェンソーマン」(集英社)

・沙村広明著「波よ聞いてくれ」(講談社)

・山口つばさ著「ブルーピリオド」(講談社)

・桜井のりお著「僕の心のヤバイやつ」(秋田書店)

・保谷伸著「まくむすび」(集英社)

・田村由美著「ミステリと言う勿れ」(小学館)

・田島列島著「水は海に向かって流れる」(講談社)

・和山やま著「夢中さ、きみに。」(KADOKAWA)



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